#46 ゼロから学ぶ " 博多人形 はかたにんぎょう(福岡県)" の歴史・特徴・魅力・体験場所
素焼きの人形に彩色をおこない土本来のぬくもりが感じられるのが特徴
前回は#45 香川漆器(香川県)について詳しくみてきましたが、今回は博多人形について、ひげ先生とはかお君との会話より、具体的にチェックしてみましょう
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はかお君、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です
ひげ先生、宜しくおねがいします!
博多人形が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合
本日ご紹介の博多人形は1976年(昭和51年)2月26日に経済産業大臣より指定を受け、博多人形商工業協同組合が産地組合でしたね
博多人形商工業協同組合ですね
博多人形の産地組合がある市町村と観光スポット
博多人形商工業協同組合は、福岡市(ふくおかし)にあります
福岡市(ふくおかし)とは
福岡県の県庁所在地であり、福岡県西部に位置する市
東京からはどのようにして行きますか?
東京から福岡市への行き方ですが、飛行機+電車がおすすめです
飛行機がおすすめなのですね
トータル所要時間は約2時間30分で着くことができます
羽田空港 → 福岡空港(飛行機:約2時間00分)
福岡空港 → 博多駅(福岡市地下鉄空港線:約5分)
約2時間30分ぐらいで行けるのは良いですね
また、福岡市には、櫛田神社(くしだじんじゃ)という観光スポットがあります
櫛田神社(くしだじんじゃ)とは
天平宝字元年(757)の創建で、祭神は大幡主神(おおはたぬしのかみ)、天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)、素盞嗚神(すさのおのかみ)
博多の歴史と言われてますよね
博多人形の歴史・特徴・魅力
その櫛田神社がある福岡市における、博多人形の歴史について見ていきましょう
博多人形の歴史とは・・・
安土桃山時代の1600年に筑前国(現在:福岡県)の初代藩主であった黒田長政(くろだながまさ)が福岡城を築くために多くの職人を集め、その中の職人が作った粘土でできた素焼き人形がはじまりとされております
築城の際に出る粘土で作られたのですね
江戸時代中期には、土型(つちがた)が用いられるようになり、町人文化に支えられ発展しました
土で作った鋳型ですね
江戸時代後期には、正木宗七(まさきそうしち)、中ノ子吉兵衛(なかのこきちべえ)らの名工を輩出し、全国に広まりました
人形制作をする人たちが増えたのですね
明治時代には、パリ万国博覧会への出品により、小島与一(こじまよいち)が銀賞を受賞するなど、 世界各国より大好評を博し、博多人形の名声を国際的に広めることとなりました
世界にも広がっていったのですね
今では多岐にわたる種類の博多人形が作られております
具体的にはどういったものでしょうか?
艶やかな美しさの美人もの、能の演目に題材を集めた能もの、子供の表情に笑みが溢れる子供もの、芝居を題材にした歌舞伎もの、武者人形や雛人形など節句に向けた節句ものなどがあります
すごく幅広く展開されているのですね
製造工程は、地元の粘土を使って人形の原型を作り→石こうで型を取る型どり→練った粘土をつめる生地づくり→窯で生地を焼く焼成(しょうせい)→素焼きの人形に白く塗ったり筆で描く彩色(さいしょく)→人形に顔を描く面相(めんそう)をすることで作られます
その技術を体験できるところってありますか?
あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
博多人形の体験場所
事業者名 | 内容 | 事業者HP |
博多人形 松月堂 | 絵付け | https://shogetudo.jp/ |
田中勇気 博多人形工房 | 絵付け | http://hakataningyo.boo.jp/ |
博多町家 ふるさと館 | 絵付け | https://www.hakatamachiya.com/event/performance/ |
博多人形の歴史や工芸体験の情報有難うございました
博多人形の“ムーミン”が売られていますので良かったらぜひ!
なんて可愛い置物なんだ!
はい、それでは#46 博多人形(はかたにんぎょう)を見ていについてのお話はここまで
次回は#47 東京染小紋(とうきょうそめこもん)を見ていきましょう
(参考)
・47都道府県 伝統工芸百科(丸善出版)
・調べる!47都道府県 伝統工芸で見る日本(同友館)
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