#91 ゼロから学ぶ " 伊万里・有田焼 いまり・ありたやき(佐賀県)" の歴史・特徴・魅力・体験場所
素地の色が白く、彩色豊かな色絵付けがほどこされ、丈夫で長持ちするのが特徴
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前回は#90 大洲和紙(愛媛県)について詳しくみてきましたが、今回は伊万里・有田焼について、ひげ先生と いま有ちゃん との会話より、具体的にチェックしてみましょう
[伊万里鍋島焼]瓢文湯呑 – BRAND JAPAN
植物の瓢ならではの葉や蔦の生き生きさを表現しています。 翡翠の色にも似たもよぎ色が爽やかな印象です。 ほどよく厚みがあり、普段使いしやすいお湯呑です。 伊万里・有…
目次
いま有ちゃん、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です
ひげ先生、宜しくおねがいします!
伊万里・有田焼が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合
本日ご紹介の伊万里・有田焼は1977年(昭和52年)10月14日に経済産業大臣より指定を受け、佐賀県陶磁器工業協同組合が産地組合でしたね
佐賀県陶磁器工業協同組合ですね
大洲和紙の産地組合がある市町村と観光スポット
佐賀県陶磁器工業協同組合は、西松浦郡(にしまつうらぐん)にあります
西松浦郡(にしまつうらぐん)とは
佐賀県西部に位置するエリア
東京からはどのようにして行きますか?
東京から西松浦郡への行き方ですが、飛行機+電車がおすすめです
九州となると飛行機がおすすめなのですね
トータル所要時間は約4時間00分で着くことができます
羽田空港→ 福岡空港(飛行機:約1時間50分)
福岡空港 → 博多(福岡市営空港線:約5分)
博多 → 有田(JR鹿児島本線:約1時間29分)
福岡から有田までは電車が出ているのかぁ
また、西松浦郡には、陶山神社(すえやまじんじゃ)という観光スポットがあります
陶山神社(すえやまじんじゃ)とは
万治元年(1658)に建立され、応神天皇を主神とし、藩祖 鍋島直茂や 陶祖 李参平も祀っている有田の総鎮守
有田焼陶祖の神として崇められているのですね
伊万里・有田焼の歴史・特徴・魅力
その陶山神社がある西松浦郡における、伊万里・有田焼の歴史について見ていきましょう
伊万里・有田焼の歴史ってどうなのでしょうか?
はじまりは、16世紀末に行われた豊臣秀吉による朝鮮出兵のときに、朝鮮半島から焼き物の職人を多く連れ帰り、その中のひとりである李参平(りさんぺい)が、17世紀の初めに有田町で良質の陶石を発見したことによります
朝鮮半島から技術が伝わってきたのですね
17世紀の中頃には、名工 酒井田柿右衛門(さかいだかきえもん)という職人が、乳白色の素地に赤・緑・黄などの色の絵の具で彩色した色絵付けに成功しました
この成功により、ヨーロッパへの輸出が増えたんですよね
藍色と金・赤・緑・黄を基本色に豪華絢爛な装飾を施し、ヨーロッパや国内の富裕層向けにつくられ、多くの人々に受け入れらるような磁器づくりが行われてきました
豪華絢爛な装飾だったのですね
佐賀鍋島藩では、幕府への献上品として鍋島様式(なべしまようしき)が用いられ、明治維新まで一般庶民には無縁だったが、明治時代以降にヨーロッパの技術が取り入られ流ことで近代化がなされました
鍋島様式も気になります!
実際に手に取って見てください
鍋島様式(なべしまようしき)
鍋島藩窯 市川光山窯 市川浩光様 作
その技術を体験できるところってありますか?
あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
伊万里・有田焼の体験場所
事業者名 | 内容 | 事業者HP |
伊万里・有田焼伝統産業会館 | 絵付け | https://www.city.imari.saga.jp/4483.htm |
海のシルクロード館 | 絵付け ろくろ | https://eimari.com/silkroad/ |
伊万里焼せいら | 絵付け | https://imariyaki-seira.com/?page_id=19 |
伊万里・有田焼の歴史や工芸体験の情報有難うございました
伊万里・有田焼の“湯呑”が売られていますので良かったらぜひ!
[伊万里鍋島焼]瓢文湯呑 – BRAND JAPAN
植物の瓢ならではの葉や蔦の生き生きさを表現しています。 翡翠の色にも似たもよぎ色が爽やかな印象です。 ほどよく厚みがあり、普段使いしやすいお湯呑です。 伊万里・有…
素敵な湯呑みですね!!
伊万里・有田焼のプロモーション動画
はい、それでは#91 伊万里・有田焼(いまり・ありたやき)についてのお話はここまで!
次回は#92 大堀相馬焼(おおぼりそうまやき)を見ていきましょう
(参考)
・47都道府県 伝統工芸百科(丸善出版)
・調べる!47都道府県 伝統工芸で見る日本(同友館)
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