#100 ゼロから学ぶ " 庄川挽物木地 しょうがわひきものきじ(富山県)" の歴史・特徴・魅力・体験場所
美しい木目を活かした独特の温かみをもつ白生地が使い込むほどに味が出てきて色合いが変わるのが特徴
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前回は#99 波佐見焼(長崎県)について詳しくみてきましたが、今回は庄川挽物木地について、ひげ先生と しょう君 との会話より、具体的にチェックしてみましょう
目次
しょう君、よろしくお願いします!ひげ先生こと当ブログの管理人です
ひげ先生、宜しくおねがいします!
まず初めにご報告があります!!
皆様のおかげで伝統的工芸品のご紹介を100まで記事投稿を続けることができました!!感謝!!
購読者がいることは本当に有り難いことですよね!
庄川挽物木地が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合
本日ご紹介の庄川挽物木地は1978年(昭和53年)7月14日に経済産業大臣より指定を受け、庄川木工挽物会が産地組合でしたね
庄川木工挽物会ですね
庄川挽物木地の産地組合がある市町村と観光スポット
庄川木工協同組合は、砺波市(となみし)にあります
砺波市(となみし)とは
富山県西部に位置し、庄川と散居が織りなす花と緑のまち
東京からはどのようにして行きますか?
東京から砺波市への行き方ですが、新幹線+バスがおすすめです
新幹線からバスへの乗り換えがおすすめなのですね
トータル所要時間は約3時間30分で着くことができます
東京駅 → 新高岡駅(北陸新幹線 はくたか:約2時間40分)
新高岡駅 → 砺波市役所前(バス 60/160庄川町線:約35分)
新高岡駅から1本乗り換えで着くのは良いですね
また、砺波市には、鉢伏神社(はちぶせじんじゃ)という観光スポットがあります
鉢伏神社(はちぶせじんじゃ)とは
戦国時代に亡くなった人を弔い、平和と幸せを祈るために1959年に建てられた
社が防雪の囲いで守られているのかぁ
庄川挽物木地の歴史・特徴・魅力
その鉢伏神社がある砺波市における、庄川挽物木地の歴史について見ていきましょう
庄川挽物木地の歴史とは・・・
はじまりは、江戸時代後期の1866年(慶応2年)に木工職人の越後屋清次が、木材集散地だった庄川町に移住して工房を開き、挽物づくりを行ったとされております
庄川町は木材が集まる場所だったのですね
当時の領主である前田家が、伐採させた木材を庄川へ流し、数万本の木材を集めたと言われております
木材を川で流して運んでいたのかぁ
初期のころには、人力や水車を使われていましたが、次第に電動のろくろが使われるようになり、木材を加工して木地づくりが行われました
ろくろとは
粘土を成形して焼く陶芸の中でも電動で動く回転して円形の物をつくる機械
効率の良い製造を行っていったのですね
製造工程としては、原木選定 → 板びき → 板づみ → 木取り → 荒挽き → 乾燥 → 仕上げ → 拭漆塗 の工程を経てつくられますが、職人の右側にろくろを取り付け、回転軸と平行して座って挽く横ろくろの技法が特徴です
その技術を体験できるところってありますか?
あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
庄川挽物木地の体験場所
事業者名 | 内容 | 事業者HP |
庄川特産館 | 木工ろくろ | http://mizukinen.juno.weblife.me/facilities/pg201.html |
庄川挽物木地の歴史や工芸体験の情報有難うございました
はい、それでは#100 庄川挽物木地(しょうがわひきものきじ)についてのお話はここまで!
次回は#101 美濃焼(みのやき)を見ていきましょう
(参考)
・47都道府県 伝統工芸百科(丸善出版)
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