#69 ゼロから学ぶ " 三河仏壇 みかわぶつだん(愛知県)" の歴史・特徴・魅力・体験場所
毎日のおつとめが便利なように、台が低く作られていることが特徴
前回は#68 名古屋仏壇(愛知県)について詳しくみてきましたが、今回は三河仏壇について、ひげ先生と みかわちゃん との会話より、具体的にチェックしてみましょう
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みかわちゃん、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です
ひげ先生、宜しくおねがいします!
三河仏壇が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合
本日ご紹介の三河仏壇は1976年(昭和51年)12月15日に経済産業大臣より指定を受け、三河仏壇振興協同組合が産地組合でしたね
三河仏壇振興協同組合ですね
三河仏壇の産地組合がある市町村と観光スポット
三河仏壇振興協同組合は、岡崎市(おかざきし)にあります
岡崎市(おかざきし)とは
愛知県のほぼ中央に位置し、徳川家康の生誕地として知られ、城下町として発展した歴史を持つ
東京からはどのようにして行きますか?
東京から岡崎市への行き方ですが、新幹線+電車がおすすめです
新幹線ですね
トータル所要時間は約2時間00分で着くことができます
東京駅 → 豊橋駅(東海道・山陽新幹線 ひかり:約1時間20分)
豊橋駅 → 東岡崎駅(名鉄特急 有料快特:約19分
2時間ちょっとで行けるのは良いですね
また、岡崎市には、岡崎城(おかざきじょう)という観光スポットがあります
岡崎城(おかざきじょう)とは
西郷頼嗣(稠頼)によって築城されたのがそのはじまりで、徳川家康の生地である
あの徳川家康公の生誕の地なのですね
三河仏壇の歴史・特徴・魅力
その岡崎城がある岡崎市における、三河仏壇の歴史について見ていきましょう
三河仏壇の歴史とはどういったものがあるのでしょうか
はじまりは元禄17年(1704年)に、仏壇師 庄八家(しょうはちけ)により、矢作川(やはぎがわ)の水運を利用して得られるマツ、スギ、ヒノキの良材と、三河北部で採れた漆(うるし)を使って作られたとされます
マツとは
マツ科の針葉樹
スギとは
ヒノキ科スギ亜科スギ属で常緑針葉樹
ヒノキとは
ヒノキ科ヒノキ属の常緑針葉樹
漆(うるし)とは
ウルシの木の幹から採取した樹液
地域の特性を活かしたのが始まりなのかぁ
明治時代には、三河地方を中心として仏壇の開業者が増えたことにより、現在の三河仏壇の産地が形成されることになりました
明治時代にかけて需要が高まったのですね
仏壇を押入れに安置する習慣だったため台が低く、またうねり長押(なげし)作りや精巧な彫刻などがあげられます
うねり長押(なげし)とは
正面上部の彫刻部分(なげし)が曲線にうねっており、宮殿の中を見やすくしている
宮殿の中を見やすくする工夫がされているのですね
台が低いと毎日のおつとめが便利なようになります
なるほど! また具体的な工程を教えていただけないでしょうか?
各工程には、木地師(きじし)・荘厳師(しょうごんし)・彫刻師(ちょうこくし)・内外飾金具師(ないがいかざりかなぐし)・塗師(ぬし)・蒔絵師(まきえし)・箔押師(はくおしし)といった八職(はつしょく)と呼ばれる職人がそれぞれ分業して一つの仏壇が作られます
その技術を体験できるところってありますか?
あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
三河仏壇の体験場所
事業者名 | 内容 | 事業者HP |
三河仏壇振興協同組合 | 蒔絵 | https://mikawabutudan.seesaa.net/article/484271701.html |
株式会社愛知屋仏壇本舗 | 見学 | https://aichiya.co.jp/company/ |
三河仏壇の歴史や工芸体験の情報有難うございました
三河仏壇の“仏壇”が売られていますので良かったらぜひ!
すごい素敵なお仏壇ですね
はい、それでは#69 三河仏壇(みかわぶつだん)についてのお話はここまで!
次回は#70 豊橋筆(とよはしふで)を見ていきましょう
(参考)
三河仏壇振興協同組合HP
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