#77 ゼロから学ぶ " 土佐和紙 とさわし(高知県)" の歴史・特徴・魅力・体験場所
多くの種類の紙が生産されており、多品種で高品質なのが特徴
前回は#76 砥部焼(愛媛県)について詳しくみてきましたが、今回は土佐和紙について、ひげ先生と とさ子ちゃん との会話より、具体的にチェックしてみましょう
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とさ子ちゃん、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です
ひげ先生、宜しくおねがいします!
土佐和紙が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合
本日ご紹介の土佐和紙は1976年(昭和51年)12月15日に経済産業大臣より指定を受け、高知県手すき和紙協同組合が産地組合でしたね
高知県手すき和紙協同組合ですね
土佐和紙の産地組合がある市町村と観光スポット
高知県手すき和紙協同組合は、吾川郡(あがわぐん)にあります
吾川郡(あがわぐん)とは
高知県の郡
東京からはどのようにして行きますか?
東京から吾川郡への行き方ですが、飛行機+リムジンバス+JRがおすすめです
飛行機がおすすめなのですね
トータル所要時間は約3時間00分で着くことができます
羽田空港 → 高知龍馬空港(飛行機:約1時間20分)
高知龍馬空港 → 蓮池町通(リムジンバス:約21分)
北はりまや橋 → 仁淀川橋東詰(JR北浦橋・長沢線:約39分)
高知まで3時間ちょっとで行けるのは良いですね
また、吾川郡は、にこ淵(にこぶち)という観光スポットがあります
にこ淵(にこぶち)とは
高知県のほぼ中央を流れる仁淀川の清流で、美しい水の色を表した「仁淀ブルー」と呼ばれている
すごい綺麗な色です
土佐和紙の歴史・特徴・魅力
そのにこ淵がある吾川郡における、土佐和紙の歴史について見ていきましょう
土佐和紙の歴史とは・・・
高知県では古くから和紙づくりが行われており、平安時代の書物である延喜式(えんきしき)には和紙が朝廷に献上されたとされております
平安時代にはもう和紙作りがスタートしていたのですね
明治時代には、吉井源太(よしいげんた)という地元の者が、和紙を漉く簀桁(すげた)の大型化の技術の発展により、生産量を増やすことができました
生産量を増やすことは大切なことね!
土佐典具帖紙(とさてんぐじょうし)と呼ばれる世界一薄い和紙があり、丈夫さがあり文化財の修復用紙としても用いられております
文化財の修復にも使われているのはすごい事ですね!?
和紙の生産が盛んになった一つとしては、原料となるコウゾやミツマタといった木が豊富にあったことによります
コウゾとは
クワ科の落葉低木。繊維は太くて長く強靱
ミツマタとは
ジンチョウゲ科の落葉低木。皮の繊維は細く強い。枝が三つ叉に分かれるところから“ミツマタ”と呼ばれる
原料が豊富にあるのは大事ですね!
特徴は、書道や版画、壁紙や便箋など幅広く和紙製品が作られております
商品数が幅広く展開できるのは良いですね
使用される原料により色や質感も変わってまいります
その技術を体験できるところってありますか?
あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
土佐和紙の体験場所
事業者名 | 内容 | 事業者HP |
土佐和紙工芸村QRAUD | 手漉き和紙 | http://www.qraud-kochi.jp/activity/paper/ |
いの町紙の博物館 | 紙漉き | https://kamihaku.com/experience |
土佐和紙の歴史や工芸体験の情報有難うございました
土佐和紙の“世界一薄い和紙”が売られていますので良かったらぜひ!
世界一!?気になりますね
はい、それでは#77 土佐和紙(とさわし)についてのお話はここまで!
次回は#78 結城紬(ゆうきつむぎ)を見ていきましょう
(参考)
・47都道府県 伝統工芸百科(丸善出版)
・調べる!47都道府県 伝統工芸で見る日本(同友館)
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