#81 ゼロから学ぶ " 京焼・清水焼 きょうやき・きよみずやき(京都府)" の歴史・特徴・魅力・体験場所
白素地に、窯ごとに異なる多彩な色絵と金襴手による繊細で華やかな絵付けが特徴
前回は#80 近江上布(滋賀県)について詳しくみてきましたが、今回は京焼・清水焼について、ひげ先生と きょうみちゃん との会話より、具体的にチェックしてみましょう。
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目次
きょうみちゃん、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です
ひげ先生、宜しくおねがいします!
京焼・清水焼が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合
本日ご紹介の京焼・清水焼は1977年(昭和52年)3月30日に経済産業大臣より指定を受け、京都陶磁器協同組合連合会が産地組合でしたね
京都陶磁器協同組合連合会ですね
京焼・清水焼の産地組合がある市町村と観光スポット
京都陶磁器協同組合連合会は、京都市山科区(きょうとしやましなく)にあります
京都市山科区(きょうとしやましなく)とは
京都府の南部に位置し、古くから京都の玄関口として交通の要衝という役割を担ってきた
東京からはどのようにして行きますか?
東京から京都市山科区への行き方ですが、新幹線+JRがおすすめです
新幹線がおすすめなのですね
トータル所要時間は約2時間30分で着くことができます
東京駅 → 京都駅(東海道・山陽新幹線 のぞみ:約2時間15分)
京都駅 → 山科駅(JR東海道山陽本線:約5分
京都駅から山科まで近いのかぁ
また、京都市山科区には、毘沙門堂(びしゃもんどう)という観光スポットがあります
毘沙門堂(びしゃもんどう)とは
天台宗五箇室門跡のひとつで、再興初代住職・天海大僧正から山科に建立
紅葉がすごい綺麗そうですね!
京焼・清水焼の歴史・特徴・魅力
その毘沙門堂がある京都市山科区における、京焼・清水焼の歴史について見ていきましょう
京焼・清水焼の歴史ってどういった内容だろうか?
はじまりは、8世紀末に京都に都がおかれた平安時代からといわれております
焼き物の歴史は古くからあるのですね
室町時代には、茶やお花の文化が広まったことで、茶器や花器などが作られるようになりました
どの時代も流行りに影響を受けていたのですね
江戸時代前期には、野々村仁清(ののむらにんせい)や尾形乾山(おがたけんざん)などが陶器に華やかな色や絵柄を描いた焼き物が盛んになりました
有名な名工だ!
江戸時代中期には、奥田頴川(おくだえいせん)が磁器の制作に成功し、五条坂清水(ごじょうざかきよみず)の窯が盛んになりました
陶器と磁器の違いはなんでしょうか?
原料となる土の成分の違いになります
土の種類とは
土の種類 | 粘土 | 珪石 | 長石 | 焼成温度 |
陶土 | 50% | 30% | 20% | 約1,100℃~1,200℃ |
磁器土 | 30% | 40% | 30% | 約1,300℃~1,400℃ |
なるほど! 土の種類によって呼び方が変わるのですね
今では、京都で作られる全ての焼き物を京焼・清水焼としています
特徴はありますか?
白素地に、窯ごとに異なる多彩な色絵と金襴手による繊細で華やかな絵付けが特徴です
その技術を体験できるところってありますか?
あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
京焼・清水焼の体験場所
京焼・清水焼の歴史や工芸体験の情報有難うございました
京焼・清水焼の“湯呑み”が売られていますので良かったらぜひ!
柄が素敵ね!
はい、それでは#81京焼・清水焼(きょうやき・きよみずやき)についてのお話はここまで
次回は#82 八女福島仏壇(やめふくしまぶつだん)を見ていきましょう
(参考)
・47都道府県 伝統工芸百科(丸善出版)
・調べる!47都道府県 伝統工芸で見る日本(同友館)
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