#92 ゼロから学ぶ " 大堀相馬焼 おおぼりそうまやき(福島県)" の歴史・特徴・魅力・体験場所
親しみのこもった優しい温もりが感じられるのが特徴
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前回は#91 伊万里・有田焼(佐賀県)について詳しくみてきましたが、今回は大堀相馬焼について、ひげ先生と そうま君 との会話より、具体的にチェックしてみましょう
目次
そうま君、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です
ひげ先生、宜しくおねがいします!
大堀相馬焼が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合
本日ご紹介の大堀相馬焼は1978年(昭和53年)2月6日に経済産業大臣より指定を受け、大堀相馬焼協同組合が産地組合でしたね
大堀相馬焼協同組合ですね
大堀相馬焼の産地組合がある市町村と観光スポット
大堀相馬焼協同組合は、双葉郡(ふたばぐん)にあります
双葉郡(ふたばぐん)とは
福島県東部で浜通りの中央に位置し、いわき市と南相馬市にはさまれた地域
東京からはどのようにして行きますか?
東京から双葉郡への行き方ですが、新幹線+電車がおすすめです
新幹線がおすすめなのですね
トータル所要時間は約3時間00分で着くことができます
東京駅 → 仙台駅(JR東北新幹線 はやぶさ:約1時間31分)
仙台駅 → 浪江(JR東北本線 特急ひたち:約1時間21分)
仙台駅から1本で行けるのは良いですね
また、双葉郡には、天山文庫 (てんざんぶんこ)という観光スポットがあります
天山文庫 (てんざんぶんこ)とは
福島県双葉郡川内村に位置し、村民が詩人草野心平氏に贈った社会教育施設
自然に溶け込んだ趣のある建物ですね
大堀相馬焼の歴史・特徴・魅力
その天山文庫がある双葉郡における、大堀相馬焼の歴史について見ていきましょう
大堀相馬焼の歴史とは・・・
はじまりは、江戸時代中期の1690年に開窯(かいよう)され、この地を納めた相馬藩(そうまはん)の保護のもと、農民の間で技術が広まり発展していきました
藩の保護があったんですね
相馬藩は、焼き物にたずさわる者が領地から出ることを禁じ、技術の流出を防ぎながら、出来た焼き物は藩が全て買い入れを行なっていたこともあり、江戸時代末期には100以上もの窯元(かまもと)が並ぶ東北随一の焼き物の産地となりました
藩の徹底ぶりがすごい・・・
明治時代には、半農半工になり20数件にまで減少してしまいましたが、相馬藩の特産品として現在まで伝統技術が継承されております
時代の変化で窯元もだいぶ減少してしまったのかぁ
特徴は、ひび割れ模様の“青ひび"、ひとまわり大きさの違う器を重ねて焼く“二重焼(にじゅうやき)”、相馬野馬追(そうまのまおい)をモチーフにした“走り駒”の3つになります
その技術を体験できるところってありますか?
あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
大堀相馬焼の体験場所
事業者名 | 内容 | 事業者HP |
京月窯 | 手びねり 絵付け | https://kyogetsugama.jp/activity/ |
いかりや窯 | 陶芸 | https://www.ikariya-gama.com/school/ |
陶吉郎窯 | 陶芸 | https://www.toukichirougama.com/?page_id=991 |
大堀相馬焼の歴史や工芸体験の情報有難うございました
大堀相馬焼の“湯呑み”が売られていますので良かったらぜひ!
とてもおしゃれな湯呑みですね!
はい、それでは#92 大堀相馬焼(おおぼりそうまやき)についてのお話はここまで
次回は#93 江戸木目込人形(えどきめこみにんぎょう)を見ていきましょう
(参考)
・47都道府県 伝統工芸百科(丸善出版)
・調べる!47都道府県 伝統工芸で見る日本(同友館)
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