#17 ゼロから学ぶ " 九谷焼 くたにやき(石川県)" の歴史・特徴・魅力・体験場所
鮮やかな色彩と大胆かつ優美な模様と上絵付けの技法が特徴
前回は#16 加賀友禅(石川県)について詳しくみてきましたが、今回は九谷焼について、ひげ先生とくた子ちゃんとの会話より、具体的にチェックしてみましょう
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くた子ちゃん、こんにちは。ひげ先生こと当ブログの管理人です
ひげ先生、おひんなりさんでございみす!
(おはようございます!)
今回は、石川県の九谷焼(くたにやき)を紹介したいと思います
九谷焼って有名ですよね
九谷焼が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合
九谷焼は1975年(昭和50年)5月10日に経済産業大臣より指定を受け、九谷焼協同組合が産地組合だったね
もちろん、覚えてますよ!
九谷焼の産地組合がある市町村と観光スポット
九谷焼協同組合は、能美市(のみし)にあります
能美市ってどういうところですか?
能美市(のみし)とは
石川県の南部、加賀地方に位置する市である。加賀平野のほぼ中央に位置し、県都金沢へは北東約20kmの距離にある
能見市の観光スポットにはいしかわ動物園があります
いしかわ動物園とは
緑に囲まれた自然の中で、楽しく、遊びながら動物の生態を観察したり、動物とのふれあいを通じて、自然保護や動物愛護の精神を学べる
希少なホワイトタイガーもいるのですね
九谷焼の歴史・特徴・魅力
そんな、いしかわ動物園が近くにある九谷焼の歴史について見ていきましょう
ひげ先生、おゆるっしゅ!(よろしく!)
はじまりは、江戸時代前期の17世紀に加賀藩(金沢藩)の藩主が職人を備前有田(佐賀県)に遣わし、技を習得させ、九谷に戻らせて窯(かま)を開きました
備前有田に出向いたのですね!
そうですね!ただ約50年後に突然作られなくなりました
どうしたんだろう・・・
その後、19世紀に加賀藩は再度、九谷焼を作り始めました
間が空いているのですね
最初のものを古九谷(こくたに)と呼び、後のものを再興九谷(さいこうくたに)と呼ばれております
区別されているのですね
九谷焼の特徴は緑・黄・紺青(こんじょう)・紫・赤の5色の和絵具で描かれます
5色と決まっているのですね
その色調と多くの絵が描かれ、色彩ある器が生まれます
どうやって器になるのでしょうか?
まずは陶石(とうせき)を採取し粘土を作ります
陶石(とうせき)とは
陶磁器の原材料となる岩石。石英(せきえい)と絹雲母 (きぬうんも)からなる
石英(せきえい)とは
二酸化ケイ素 (SiO2) が結晶してできた鉱物
素敵な石ね!
そして、ろくろを用いて器の形に仕上げます
ろくろとは
回転可能な円形の台のこと
クルクル回すやつね!
その後に陶器(とうき)の表面をガラス質にするためにかける釉薬(ゆうやく)をかけて焼き上げます
薬品をかけるのですね
はい!器の表面に薄い層ができ、ツヤが出ます
水や空気を通さないのですね
その技術を活かした現代の九谷焼は、窯元(かまもと)や作家により多くの展開がなされております
その技術を体験できるところってありますか?
あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
九谷焼の体験場所
事業者名 | 内容 | 事業者HP |
九谷満月 | 絵付体験 ろくろ体験 | https://www.mangetsu.co.jp/rakuyaki.html |
加賀 伝統工芸村 ゆのくにの森 | 絵付体験 | https://www.yunokuni.jp/mori/experience/etsuke/ |
九谷焼体験ギャラリーCoCo | 絵付体験 | https://www.tabimati.net/spot/detail_128.html |
九谷セラミック・ラボラトリー | ろくろ体験 手びねり体験 絵付け体験 | https://cerabo-kutani.com/experience/ |
窯元 九谷良山堂 | 陶芸体験 絵付け体験 | https://ryozando.com/ |
色彩豊かな九谷焼を是非堪能してください
ひげ先生、貴重なご講義有り難うございました
九谷焼の“ドラえもんの豆皿セット”が売られていますので良かったらぜひ!
可愛すぎる!買います
はい、それでは#17 九谷焼(くたにやき)についてのお話はここまで
次回は#18 輪島塗(わじまぬり)を見ていきましょう
(参考)
調べる!47都道府県 伝統工芸で見る日本(同友館)
47都道府県・伝統工芸百科(丸善出版)
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