#54 ゼロから学ぶ ” 京友禅 きょうゆうぜん(京都府)” の歴史・特徴・魅力・体験場所
華やかな色彩ときらびやかな柄模様が特徴
前回は#53 常滑焼(愛知県)について詳しくみてきましたが、今回は京友禅について、ひげ先生ときょうゆう君との会話より、具体的にチェックしてみましょう
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きょうゆう君、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です
ひげ先生、宜しくおねがいします!
京友禅が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合
本日ご紹介の1976年(昭和51年)6月2日に経済産業大臣より指定を受け、京友禅協同組合連合会が産地組合でしたね
京友禅協同組合連合会ですね
京友禅の産地組合がある市町村と観光スポット
京友禅協同組合連合会は、京都市中京区(なかぎょうく)にあります
京都市中京区(なかぎょうく)とは
京都市の中心に位置し、地形はほぼ平坦となっている区域
東京からはどのようにして行きますか?
東京から京都市中京区への行き方ですが、新幹線+電車がおすすめです
京都はやはり新幹線がおすすめかな
トータル所要時間は約2時間30分で着くことができます
東京駅 → 京都駅(東海道・山陽新幹線 のぞみ:約2時間15分)
京都駅 → 二条駅(JR山陰本線 :約7分)
2時間ちょっとだと直ぐ行けますね
また、京都市中京区には、二条城(にじょうじょう)という観光スポットがあります
二条城(にじょうじょう)とは
江戸幕府初代将軍徳川家康が、天皇の住む京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所とするため築城される。現在は国指定史跡。
歴史あるお城って趣深いですね
京友禅の歴史・特徴・魅力
その二条城がある京都市中京区における、京友禅の歴史について見ていきましょう
友禅の歴史とは・・・
京都での布の染色技術は8世紀に伝わりますが、京友禅としては江戸時代前期の17世紀後半にはじまったといわれています
京都での染色技術は昔からやられていたのですね
宮崎友禅斎(みやざきゆうぜんさい)という扇絵師(おうぎえし)が、扇をつくる際に使われる絵柄を取り入れ、色とりどりの模様が付けられようになり、各地に広まっていきました
扇の絵柄が取り入れられたのかぁ
これまでの白い絹織物に下絵を描いて模様にする手描友禅(てがきゆうぜん)から明治時代には型紙を使って染める型友禅(かたゆうぜん)が開発され、型紙を使うことで大量生産が可能となりました
型紙が使われ始めたのかぁ
江戸時代には、日本各地に友禅染が広まっていき、江戸友禅や加賀友禅、名古屋友禅といった形で受け継がれていきました
各地で友禅染めを聞くのはそういったことですね
そのかでも京友禅の特徴は、金箔や銀箔を使った金彩加工(きんさいかこう)や華やかな色彩の糸を使った刺繍(ししゅう)や花や鳥などを取り入れた絵画のように描かれます
華やかで多彩な柄模様が素敵ですよね
多くの工程を経て京友禅は作られますが、分業制が引かれており、それぞれの分野で専門性が高められ、高度な技術が受け継がれています
その技術を体験できるところってありますか?
あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
京友禅の体験場所
事業者名 | 内容 | 事業者HP |
丸益西村屋 | 友禅染 | https://www.marumasu-nishimuraya.co.jp/private |
古代友禅株式会社 | 友禅染 | https://www.kodaiyuzen.co.jp/ |
岡山工芸株式会社 | 友禅染 | https://www.okayama-kougei.com/about-us/yuzen-trial/ |
京友禅の歴史や工芸体験の情報有難うございました
京友禅の“手ぬぐい”が売られていますので良かったらぜひ!
綿100%のなめらな手触りが良さそうですね!
はい、それでは#54 京友禅(きょうゆうぜん)についてのお話はここまで!
次回は#55 京小紋(きょうこもん)を見ていきましょう。
(参考)
・調べる!47都道府県 伝統工芸で見る日本(同友館)
・伝統工芸のきほん4 布 織りもの そめもの(理論社)
・古都の歴史にかおる伝統産業 近畿地方1(太平出版)
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