#0-1 日本の人口推移

2060年の日本の人口について

日本の伝統工芸品の産業を見ていく前に、日本の人口推移について、

ひげ先生とつぐお君の会話で過去から未来までどう変化していくかチェックしてみましょう

ひげ先生

つぐお君、こんにちは。ひげ先生こと当ブログの管理人です

つぐお君

ひげ先生、本日は宜しくお願いします

ひげ先生

つぐお君、早速だけど日本の人口って将来増加していくと思う?

つぐお君

少子高齢化という言葉は知っているけど・・・

人口が増加していくかどうかはわからないです

ひげ先生

少子高齢化は知っているんだね!

それでは少子高齢化について見てみよう

少子高齢化とは

出生率が低下する一方、平均寿命が伸びたことによって、人口全体に占める子供の割合が低下し、高齢者の割合が高まること

ひげ先生

総務省のHPにわかりやすい図があるので見てみよう

青色の部分が平成30年の男性の指標で、赤色の部分が平成30年の女性の指標を表しているよ

また縦軸が年齢で0歳〜100歳以上で、横軸が人口で表の中心が0人で左右の人口が150万人で設定されているよ

図3 人口ピラミッド(平成元年及び30年)

つぐお君

上が広くて、下が狭くなってるのが分かりました

平成30年は平成元年と比べて図が逆転してるように見えます

ひげ先生

そう!平成30年では年齢が高い人が多く、年齢が低い人が少なくなっている。つまり、この事が少子高齢化と言われているんだよ

つぐお君

なるほど!よく分かりました

ひげ先生

高齢化社会の原因は出生数が関わってくるから、出生数についても見てみよう

出生数とは

子どもの生まれた数のこと

普通出生率とは

人口1000人あたり何人の子どもが生まれたかという数字

合計特殊出生率とは

合計特殊出生率は、15歳から49歳までの年齢別の出生率を「合計」し、限定した女性人口を用いるので「特殊」が付いています。また現在の人口を維持するためには、合計特殊出生率が2.07以上を保つことが必要とされています

ひげ先生

厚生労働省のHPにわかりやすい図があるので見てみよう

縦の棒グラフが出生数で、黒い折れ線グラフが合計特殊出生率を表しているよ

また縦軸が出生数で0〜300万人を表していて、横軸が年代で昭和22年〜令和2年を表しているよ

つぐお君

段々と右下に下がっているのが分かります

ひげ先生

令和2年の出生数は前年より 2 万 4407 人減少し、合計特殊出生率は1.34となっている

また出生数の年次推移をみると、昭和 24 年の 269 万 6638 人をピークに、それ以降は減少傾向にあるんだよ

つぐお君

出生数が少ないから少子高齢化につながるんですね

ひげ先生

素晴らしい!出生数は少子高齢化の要因の一つと言えるね

ひげ先生

次に厚生労働省のHPに記載されている日本の未来の人口を見てみよう

複雑な図だけど、ここで特に見てほしいのは棒グラフが右下がりになっているところ

縦軸が人口で0〜14、000万人を表していて、横軸が年代で1950〜2060年を表しているよ

日本の人口の推移

つぐお君

右下がりになっているということは人口が減少しているのか

知らなかったです

ひげ先生

そう!約40年後(2060年)の未来の日本の人口は、総人口が9000万人を 割り込み、高齢化率は40%近い水準になると推計されているんだよ

つぐお君

ということは、最初の質問の答えは減るというのが正解ですね!

ひげ先生のおかげで一つ勉強になりました

ひげ先生

日本の人口推移についてのお話はここまで

次は#0-2 日本の産業を見ていきます

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#0-1 日本の人口推移” に対して2件のコメントがあります。

  1. rata より:

    戦後の食生活の変化も平均寿命に影響しているのでしょうかね?

    1. brandjapan より:

      rata様
      コメント有難うございます。
      仰るように、高齢化には食生活の変化や医療の高度化が起因されるでしょうか。

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