#48 ゼロから学ぶ " 金沢仏壇 かなざわぶつだん(石川県)" の歴史・特徴・魅力・体験場所
伝統的工芸品に指定されている金沢箔が多く使われ丈夫で威厳と華やかさが特徴
前回は#47 東京染小紋(東京都)について詳しくみてきましたが、今回は金沢仏壇について、ひげ先生とかなお君との会話より、具体的にチェックしてみましょう
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かなお君、よろしくお願いします ひげ先生こと当ブログの管理人です
ひげ先生、宜しくおねがいします!
金沢仏壇が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合
本日ご紹介の1976年(昭和51年)6月2日に経済産業大臣より指定を受け、金沢仏壇商工業協同組合が産地組合でしたね
金沢仏壇商工業協同組合かぁ
金沢仏壇の産地組合がある市町村と観光スポット
金沢仏壇商工業協同組合は、金沢市(かなざわし)にあります
金沢市(かなざわし)とは
石川県のほぼ中央に位置する市。石川県の県庁所在地であり、中核市に指定されている
東京からはどのようにして行きますか?
東京から金沢市への行き方ですが、新幹線がおすすめです
新幹線がおすすめなのですね
トータル所要時間は約2時間30分で着くことができます
上野駅 → 金沢駅(北陸新幹線 かがやき:約2時間24分)
上野から1本で行けるのが良いですね
また、金沢市には、前回 加賀友禅の記事で兼六園(けんろくえん)をご紹介しましたが、その近くには金沢城(かなざわじょう)もあります
金沢城(かなざわじょう)とは
江戸時代には加賀藩主前田氏の居城であり、加賀国石川郡尾山にあった。 日本100名城 の一つで国指定史跡
綺麗な場所ですね
金沢仏壇の歴史・特徴・魅力
その金沢城がある金沢市における、金沢仏壇の歴史について見ていきましょう
どういった歴史があるのだろう?
江戸時代初期の17世紀に金沢藩の藩主である前田利常(まえだ としつね)が、京都から優れた工芸家を招いて美術工芸を奨励したのがはじまりとされております
京都から招かれたのですね
細工所(さいくしょ)と呼ばれる藩の工房を設け、そこで蒔絵(まきえ)・漆(うるし)・刀鍛治(かたなかじ)など、約23カテゴリーの工芸職人を育成していきました
さまざまな職人が集まっていたのか
当時、浄土真宗(じょうどしんしゅう)が広く信仰されていたのも、仏壇作りが広まるきっかけにもなりました
浄土真宗(じょうどしんしゅう)とは
15世紀後半の室町時代中期に蓮如(れんにょ)によって伝えられた
仏教と仏壇は密接な関係がありますものね
仏壇はさまざまな工芸技法が用いられ、木地を作る木地師(きじし)、漆を塗る塗師(ぬし)、蒔絵を装飾する蒔絵師(まきえし)、木を彫る彫刻師(ちょうこくし)、金色の金具をつくる金具師(かなぐし)がそれぞれ分業で作られます
分業にすることで各職人の専門性がすごく高まりますね
金沢仏壇には伝統的工芸品に指定されている金沢箔が多く使われており、丈夫で威厳と華やかさが特徴になります
その技術を体験できるところってありますか?
あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
金沢仏壇の体験場所
事業者名 | 内容 | 事業者HP |
石川県立伝統産業工芸館 | 実演見学 | http://www.ishikawa-densankan.jp/program/news/2018/03/002928.html |
大越仏壇 | 金箔押し | https://www.oogoshi.co.jp/kinpaku.html |
金沢仏壇の歴史や工芸体験の情報有難うございました
はい、それでは#48 金沢仏壇(かなざわぶつだん)についてのお話はここまで!
次回は#49 越前和紙(えちぜんわし)を見ていきましょう
(参考)
・調べる!47都道府県 伝統工芸で見る日本(同友館)
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