#72 ゼロから学ぶ " 京繍 きょうぬい(京都府)" の歴史・特徴・魅力・体験場所

京繍(きょうぬい)のイメージ

繍糸(ぬいいと)の配色や15種類以上ある刺繍の技法により、刺繍独自の表現ができるのが特徴

前回は#71 伊賀くみひも(三重県)について詳しくみてきましたが、今回は京繍について、ひげ先生と ぬいお君 との会話より、具体的にチェックしてみましょう


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ひげ先生

ぬいお君、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です

ぬいお君

ひげ先生、宜しくおねがいします!


京繍が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合


ひげ先生

本日ご紹介の京繍は1976年(昭和51年)12月15日に経済産業大臣より指定を受け、京都刺繍協同組合が産地組合でしたね

ぬいお君

京都刺繍協同組合ですね


京繍の産地組合がある市町村と観光スポット


ひげ先生

京都刺繍協同組合は、京都市北区(きょうとしきたく)にあります


京都市北区(きょうとしきたく)とは

昭和30年に上京区から分区し、豊かな自然と長い歴史に培われた地区


ぬいお君

東京からはどのようにして行きますか?

ひげ先生

東京から京都市北区への行き方ですが、新幹線+バスがおすすめです

ぬいお君

東京から京都に行くには新幹線ですよね

ひげ先生

トータル所要時間は約3時間00分で着くことができます

東京駅 → 京都駅(東海道・山陽新幹線 のぞみ:約2時間15分)

京都駅 → 下岸町(市営バス:35分)

ぬいお君

3時間弱で行けるのかぁ

ひげ先生

また、京都市北区には、鹿苑寺(ろくおんじ)という観光スポットがあります


鹿苑寺(ろくおんじ)とは

京都市北区金閣寺町にある臨済宗相国寺派の寺院で、舎利殿「金閣」が有名なため一般的に“金閣寺”と呼ばれる

鹿苑寺(ろくおんじ)


ぬいお君

京都観光の一つとして押さえておきたいですよね!


京繍の歴史・特徴・魅力


ひげ先生

その鹿苑寺がある京都市北区における、京繍の歴史について見ていきましょう

ぬいお君

京繍の歴史気になりますねぇ

ひげ先生

はじまりは8世紀末の平安時代に、縫部司(ぬいべのつかさ)が設置され、刺繍をする職人たちを招き入れたとされております

ぬいお君

役所が設置されたのですね

ひげ先生

貴族の着物・武士の服・能衣装など時代に応じて刺繍が用いられ、布地に装飾を加える重要な方法の一つとして発展していきました

ぬいお君

時代に合わせて刺繍を加えるものが変化したのか

ひげ先生

明治時代以降は刺繍絵画(ししゅうかいが)など新しい分野が生まれ、幅広い製品が作り出されました

ぬいお君

絵画としても用いられたのですね

ひげ先生

刺繍とは、一本の針(手で作られている手打ち針)と多色の糸を使って布地などに模様を縫い表す装飾技法で、糸の太さ布地の種類によって使い分けられます

ぬいお君

作るものに応じて材料が選定されるということですね

ひげ先生

基本となる技法は15 種類以上あり、繍切り(ぬいきり)、まつい繍(ぬい)、刺し繡などがあげられます

ぬいお君

その技術を体験できるところってありますか?

ひげ先生

あるよ!是非、体験してみてくださいね!!


京繍の体験場所

事業者名内容事業者HP
長艸繡巧房刺繡https://www.nagakusa.info/class
京繍すぎした刺繡https://www.h-sugishita.jp/lesson.html
京繍 繍匠いながき刺繡https://www.shinise.ne.jp/taikan/inagaki/
京繍の体験


ぬいお君

京繍の歴史や工芸体験の情報有難うございました

ひげ先生

京繍“作品集”が売られていますので良かったらぜひ!


ぬいお君

素敵な本があるのですね!



ひげ先生

はい、それでは#72 京繍(きょうぬい)についてのお話はここまで!

次回は#73 京くみひも(きょうくみひも)を見ていきましょう


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(参考)

・調べる!47都道府県 伝統工芸で見る日本(同友館)


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