#73 ゼロから学ぶ " 京くみひも きょうくみひも(京都府)" の歴史・特徴・魅力・体験場所

複雑に組み上げられた繊細な編み目と優美な光沢が特徴
前回は#72 京繍(京都府)について詳しくみてきましたが、今回は京くみひもについて、ひげ先生と ひも子ちゃん との会話より、具体的にチェックしてみましょう
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目次

ひも子ちゃん、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です

ひげ先生、宜しくおねがいします!
京くみひもが伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合

本日ご紹介の京くみひもは1976年(昭和51年)12月15日に経済産業大臣より指定を受け、京くみひも工業協同組合が産地組合でしたね

京くみひも工業協同組合ですね
京くみひもの産地組合がある市町村と観光スポット

京くみひも工業協同組合は、京都市上京区(かみぎょうく)にあります
京都市上京区(かみぎょうく)とは
京都市のほぼ中央部に位置し、京都府庁がこの区に置かれている

東京からはどのようにして行きますか?

東京から京都市上京区への行き方ですが、新幹線+電車がおすすめです

京都に行くには新幹線ですよね

トータル所要時間は約2時間30分で着くことができます
東京駅 → 京都駅(東海道・山陽新幹線 のぞみ:約2時間15分)
京都駅 → 今出川駅(京都市営地下鉄烏丸線:10分)

2時間ちょっとで行けるのは良いですね

また、京都市上京区には、相国寺(しょうこくじ)という観光スポットがあります
相国寺(しょうこくじ)とは
明徳3年(1392)に足利義満によって建立され、現存する日本最古の法堂の天井画がある。狩野光信筆の「蟠龍図」で、鳴き龍とも呼ばれる


日本最古っていう響きが良いわぁ
京くみひもの歴史・特徴・魅力

その相国寺がある京都市上京区における、京くみひもの歴史について見ていきましょう

くみひもの歴史とは・・・?

縄文時代に、日常生活において簡単なくみひもが使われ、奈良時代には、唐の技術がもたらされ、当時の遺品は法隆寺や正倉院に収蔵されております

縄文時代にもう くみひも が使われていたのですね!?

平安時代には、唐の柄より和の柄が広まるようになり、神具(しんぐ)や仏具(ぶつぐ)、武士の鎧兜(よろいかぶと)や刀の下げ緒(さげお)など装身具や調度品に広く使われてきたのが京くみひものはじまりとされております

色々なものにくみひもが使われていたのですね

江戸時代には、組み方も多様になり、羽織紐(はおりひも)・組帯(くみおび)などさまざまな技巧をこらすようになりました
羽織紐(はおりひも)とは
羽織の胸もとが開かないように結んで留めるひも

帯締め(おびじめ)とは
帯がゆるまないように帯の上に結ぶひも


素敵なひもが使われていたのですね!

使われる糸としては、生糸や絹糸などが使用されます

一本一本手作業でやられるのが素晴らしいですね

使われる道具としては、丸台・角台・綾竹台(あやたけだい)・高台(たかだい)などの組台でひもを組み、基本的な組み方だけでも、40種類以上あるといわれ、一本一本の糸が優美な趣きのある味わいが特徴です

その技術を体験できるところってありますか?

あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
京くみひもの体験場所
事業者名 | 内容 | 事業者HP |
安達くみひも館 | くみひも | http://www.adachikumihimokan.com/workshop.html |
有限会社昇苑くみひも | 手組み | https://www.showen.co.jp/ |

京くみひもの歴史や工芸体験の情報有難うございました

京くみひもの“ストラップ”が売られていますので良かったらぜひ!

素敵な柄のストラップだわ!

はい、それでは#73 京くみひも(きょうくみひも)についてのお話はここまで!
次回は#74 赤間硯(あかますずり)を見ていきましょう
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