#79 ゼロから学ぶ ” 赤津焼 あかづやき(愛知県)” の歴史・特徴・魅力・体験場所
7種類の釉薬により様々な色合いが表現されるのが特徴
前回は#78 結城紬(茨城県・栃木県)について詳しくみてきましたが、今回は赤津焼について、ひげ先生と あかづちゃん との会話より、具体的にチェックしてみましょう
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あかづちゃん、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です
ひげ先生、宜しくおねがいします!
赤津焼が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合
本日ご紹介の赤津焼は1977年(昭和52年)3月30日に経済産業大臣より指定を受け、赤津焼工業協同組合が産地組合でしたね
赤津焼工業協同組合ですね
赤津焼の産地組合がある市町村と観光スポット
赤津焼工業協同組合は、瀬戸市(せとし)にあります
瀬戸市(せとし)とは
愛知県の尾張北東部に位置し、濃尾平野の東にある都市
東京からはどのようにして行きますか?
東京から瀬戸市への行き方ですが、東海道新幹線+JRがおすすめです
新幹線がおすすめなのですね
トータル所要時間は約2時間30分で着くことができます
東京駅 → 名古屋駅(東海道・山陽新幹線 のぞみ:約1時間36分)
名古屋駅 → 高蔵寺駅(JR中央本線:約31分)
高蔵寺駅 → 瀬戸市(愛知環状鉄道:約6分)
2時間半で行けるのは良いですね
また、瀬戸市には、深川神社(ふかがわじんじゃ)という観光スポットがあります
深川神社(ふかがわじんじゃ)とは
愛知県瀬戸市深川町にある神社で、奈良時代の771(宝亀2)年に創建された瀬戸の産土神とされている
かなり歴史がある神社ですね
赤津焼の歴史・特徴・魅力
その深川神社がある瀬戸市における、赤津焼の歴史について見ていきましょう
赤津焼の歴史とは・・・
はじまりは、奈良時代の8世紀に須恵器(すえき)という土器がつくられたことが起源とされております
須恵器(すえき)とは
古墳時代中期(5世紀)以降に、朝鮮半島から製作技術が伝わり生産が始まった陶質土器
奈良時代ですか!?かなり歴史がありますね
釉(うわぐすり)のかかった本格的な技法をはじめ、灰釉(かいゆう)や鉄釉(てつゆう)が施されるようになりました
釉薬を最初に始めた産地なのですね
その器にヘラで模様を描く画花文(かっかもん)、型で押して模様をつける印花文(いんかもん)などを行い多くの製品を生み出しました
いろんな技法が生み出されたのですね
江戸時代の17世紀前半には、7種類の釉薬(ゆうやく)と12種類の装飾技法が確立されました
どういったものが原料として使われますか?
近くで採取された鉄分をほとんど含まない土の粘土が使用されるため、釉薬をかけない状態では白く焼き上がります
白く焼き上がるとは
白く焼き上がるのですね!
現在でも茶道具や花道具、日常食器などが高い評価を受けております
その技術を体験できるところってありますか?
あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
赤津焼の体験場所
事業者名 | 内容 | 事業者HP |
喜多窯 霞仙 工房 | 陶芸 | http://www.kasen-web.com/ja/taiken.html |
赤津焼 拝戸窯 稲山陶苑 | 陶芸 | https://www.kamanosatomeguri.com/ |
赤津焼の歴史や工芸体験の情報有難うございました
赤津焼の“ぐい呑”が売られていますので良かったらぜひ!
素晴らしい絵柄ですね!!
はい、それでは#79 赤津焼(あかづやき)についてのお話はここまで
次回は#80 近江上布(おうみじょうふ)を見ていきましょう
(参考)
・47都道府県 伝統工芸百科(丸善出版)
・調べる!47都道府県 伝統工芸で見る日本(同友館)
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