#60 ゼロから学ぶ "久留米絣 くるめがすり(福岡県)" の歴史・特徴・魅力・体験場所

久留米絣(くるめがすり)

綿でおられた紺の生地に、白または青の細かい絣柄があるのが特徴

前回は#59 博多織(福岡県)について詳しくみてきましたが、今回は久留米絣について、ひげ先生 と くるめ君 との会話より、具体的にチェックしてみましょう


スポンサーリンクはじまり


スポンサーリンクおわり



ひげ先生

くるめ君、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です

くるめ君

ひげ先生、宜しくおねがいします!


久留米絣が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合


ひげ先生

本日ご紹介の久留米絣は1976年(昭和51年)6月2日に経済産業大臣より指定を受け、久留米絣協同組合が産地組合でしたね

くるめ君

久留米絣協同組合ですね


久留米絣の産地組合がある市町村と観光スポット


ひげ先生

久留米絣協同組合は、久留米市(くるめし)にあります


久留米市(くるめし)とは

福岡県南西部に位置し、人口30万人以上の中核市である


くるめ君

東京からはどのようにして行きますか?

ひげ先生

東京から久留米市への行き方ですが、飛行機+電車がおすすめです

くるめ君

飛行機がおすすめなのですね

ひげ先生

トータル所要時間は約3時間30分で着くことができます

羽田空港駅 → 福岡空港(飛行機:約1時間55分)

福岡空港 → 博多駅(福岡市営空港線:約5分)

博多駅 → 久留米駅(JR鹿児島本線:約44分)

くるめ君

博多駅からも少し距離があるのですね

ひげ先生

また、久留米市には、高良大社(こうらたいしゃ)という観光スポットがあります


高良大社(こうらたいしゃ)とは

福岡県久留米市の高良山にある神社で、国の重要文化財に指定されている、厄除・延命長寿でも名高い

高良大社(こうらたいしゃ)


くるめ君

厄除・延命長寿でも人気なのですね


久留米絣の歴史・特徴・魅力


ひげ先生

その高良大社がある久留米市における、久留米紬の歴史について見ていきましょう

くるめ君

久留米絣の歴史とは・・・

ひげ先生

はじまりは江戸時代の19世紀はじめに、井上伝(いのうえでん)という少女が、色あせた藍染めの着物を見て、斑点模様(はんてんもよう)がイメージされました

くるめ君

色あせた着物からなのですね

ひげ先生

糸をくくりつけて染め分け、その糸で織り上げることで模様が考案され、さまざまな絣模様を生み出すきっかけにもなりました

くるめ君

どういった工程がありますか?

ひげ先生

久留米絣の工程は30以上あり、括り(くくり)・染め(そめ)・織り(おり)に大きく分けることができます

くるめ君

それぞれどういうことをやりますか?

ひげ先生

括り(くくり)は、図案に合わせて絣模様の印を糸につけ、印をつけたところを麻の糸で括る工程になります

くるめ君

染め(そめ)はどうですか?

ひげ先生

染め(そめ)は、糸の束を藍(あい)で染め、濃度が低いものから、濃度の高いものへと順番を変えていきます

くるめ君

濃度が低いものからやるのですね!

ひげ先生

織り(おり)は、図案に合わせて絣糸を織り上げることで、出来上がります!

くるめ君

各工程で技術が向上しますよね

ひげ先生

職人さんの経験によって技術がさらに向上し、製品の改良や工夫がされるようになっております

くるめ君

その技術を体験できるところってありますか?

ひげ先生

あるよ!是非、体験してみてくださいね!!


久留米絣の体験場所

事業者名内容事業者HP
森山絣工房藍染https://aimoriyama.com/tours-and-workshop/
池田絣工房藍染https://ikedakasuri.jp/tour/
久留米絣の体験


くるめ君

久留米絣の歴史や工芸体験の情報有難うございました

ひげ先生

久留米絣“ストール”が売られていますので良かったらぜひ!



くるめ君

色々なものが入っていて、試すにはちょうど良いわぁ



ひげ先生

はい、それでは#60 久留米絣(くるめがすり)についてのお話はここまで!

次回は#61 読谷山花織(ゆうたんざはなうい)を見ていきましょう


ひげ先生ルマガ登録受付開始

ブログを定期的に購読される方は、メルマガ登録が便利です。

(参考)

・47都道府県 伝統工芸百科(丸善出版)

・調べる!47都道府県 伝統工芸で見る日本(同友館)


スポンサーリンクはじまり


スポンサーリンクおわり

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です