#59 ゼロから学ぶ " 博多織 はかたおり(福岡県)" の歴史・特徴・魅力・体験場所
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先染の絹を素材とし、細い経糸と太い緯糸を強く打ちこみ、帯を絞めるとキュッキュッと絹鳴りがするのが特徴
前回は#58 出雲石燈ろう(鳥取県・島根県) について詳しくみてきましたが、今回は博多織について、ひげ先生 と はかちゃん の会話より、具体的にチェックしてみましょう
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はかちゃん、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です
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ひげ先生、宜しくおねがいします!
博多織が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合
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本日ご紹介の博多織は1976年(昭和51年)6月2日に経済産業大臣より指定を受け、博多織工業組合が産地組合でしたね
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博多織工業組合ですね
博多織の産地組合がある市町村と観光スポット
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博多織工業組合は、福岡市博多区(はかたく)にあります
博多区(はかたく)とは
福岡の県庁所在地である福岡市が構成する7区の行政区の1つ
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東京からはどのようにして行きますか?
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東京から福岡市博多区への行き方ですが、飛行機+電車がおすすめです
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福岡まで行くなら飛行機が良いのですね
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トータル所要時間は約2時間35分で着くことができます
羽田空港 → 福岡空港(東海道・山陽新幹線 のぞみ:約1時間55分)
福岡空港 → 祇園(福岡市営空港線:約7分)
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飛行機を利用すると便利ですね
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また、福岡市博多区には、櫛田神社(くしだじんじゃ)という観光スポットがあります
櫛田神社(くしだじんじゃ)とは
福岡県福岡市博多区にあり、天照皇大神・大幡主大神・素戔嗚大神(が祀られる神社
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博多の氏神様では最古の神社ですよね
博多織の歴史・特徴・魅力
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その櫛田神社がある福岡市博多区における、博多織の歴史について見ていきましょう
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博多での織物の歴史はどうなっているのだろう?
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はじまりは13世紀中ごろの鎌倉時代に宋(現在の中国)に渡った博多の商人が、織物の技術を持ち帰ったとされている
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中国からの技術が引き継がれているのですね
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江戸時代には、福岡藩主 黒田長政(くろだながまさ)が江戸幕府に毎年献上したため献上博多(けんじょうはかた)ともいわれ、藩の保護を受けながら発展しました
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藩の保護を受けれたのですね!
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先染の絹(きぬ)を素材とし、細い経糸(たていと)と太い緯糸(よこいと)を強く打ちこみ、帯を絞めるとキュッキュッと絹鳴りがします
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先ぞめの絹が使われているのですね
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明治時代以降、ジャガード機を用いたため、複雑な紋様を織ることができるようになりました
ジャガード機とは
織物の模様に応じて穴をあけた紋紙を用いて織るもので、複雑な模様も容易に織れる
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複雑な紋様が織れるのは良いことですね
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絵柄を決める意匠(いしょう)からはじまり、その後に織物の設計図(せっけいず)を作って、使う糸の色を決めていきます
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最初に絵柄を決めるのですね
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最初に経糸(たていと)を織り機にかけ、最後に緯糸(よこいと)を通すことで、ハリのある織物に仕上がります
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その技術を体験できるところってありますか?
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あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
博多織の体験場所
事業者名 | 内容 | 事業者HP |
「博多町家」ふるさと館 | 機織り | https://www.crossroadfukuoka.jp/findfukuoka/program.html?id=5 |
博多織工芸館 | 手織り | https://sanui-orimono.co.jp/gallery/index |
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博多織の歴史や工芸体験の情報有難うございました。
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博多織の“名刺入れ”が売られていますので良かったらぜひ!
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名刺交換の最初の印象が変わりそうね!
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はい、それでは#59 博多織(福岡県)を見ていについてのお話はここまで!
次回は#60 久留米絣(くるめがすり)を見ていきましょう
(参考)
・47都道府県 伝統工芸百科(丸善出版)
・調べる!47都道府県 伝統工芸で見る日本(同友館)
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