#41 ゼロから学ぶ " 京鹿の子絞 きょうかのこしぼり(京都府)" の歴史・特徴・魅力・体験場所
独特の色合いやにじみ具合と柔らかく華やかなものが多く、小鹿の白い斑点のような模様が特徴
前回は#40 西陣織(京都府)について詳しくみてきましたが、今回は京鹿の子絞りについて、ひげ先生と京かちゃんとの会話より、具体的にチェックしてみましょう
スポンサーリンクはじまり
スポンサーリンクおわり
目次
京かちゃん、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です
ひげ先生、よろしゅうおねがいします!(よろしくおねがいします)
京鹿の子絞が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合
本日ご紹介の京鹿の子絞りは1976年(昭和51年)2月26日に経済産業大臣より指定を受け、京鹿の子絞振興協同組合が産地組合でしたね
京鹿の子絞振興協同組合ですね
京鹿の子絞の産地組合がある市町村と観光スポット
京鹿の子絞振興協同組合は、京都市(きょうとし)にあります
京都市(きょうとし)とは
京都府の南部に位置し、11区(北区、上京区、左京区、中京区、東山区、山科区、下京区、南区、右京区、西京区、伏見区)から構成されている府庁所在地
京都市は東京からどうやっていきますか?
東京から京都市への行き方ですが、新幹線がおすすめです
新幹線がおすすめなのですね
トータル所要時間は約2時間15分で着くことができます
東京駅 → 京都駅(東海道・山陽新幹線 のぞみ:約2時間15分)
東京からだと京都は近いですね
また、京都市には、二条城(にじょうじょう)という観光スポットがあります
二条城(にじょうじょう)とは
江戸幕府初代将軍の徳川家康が京都滞在中の宿所として築城を開始した平城(ひらじろ)
二条城ですか。行ってみたいですね
京鹿の子絞の歴史・特徴・魅力
その二条城がある京都市における、京鹿の子絞りの歴史について見ていきましょう
どういった歴史があるのでしょうか?
はじまりは奈良時代といわれ、インドの染織技術が仏教とともに日本に渡来したとされています
インドから伝わったのですね
室町時代には、宮廷衣装の模様にも用いられるようになり、“辻が花染(つじがばなぞめ)”とよばれる絞り染め(しぼりぞめ)の染色技法が人気となりました
絞り染め(しぼりぞめ)とは
布の一部を糸などの紐でくくったり絞った後に染色し、括られた箇所が模様や柄として残る染め技法
絞ってから染めるのですね!
江戸時代には、布を糸で括って染め上げる染色する“京鹿の子絞”の技法を生み出し、括られた部分が染色されずに白く残ることが小鹿の白い斑点模様に連想され、人気を博し全盛期を迎えました
鹿の子の由来は模様だったんですかぁ
この絞りには50種類以上の技法があり、1人の職人が1つの技法を専門に従事しています
専門とされているのですね!
総絞りでは1年半以上かかることもあり、他の染色に比べて完成までの期間がとても長いです
1年半以上ですか!?驚きです!!
京鹿の子絞りは、極めて精緻な括りと絞り染めにより、独特の色合いやにじみ具合と柔らかく華やかさが特徴です
その技術を体験できるところってありますか?
あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
京鹿の子絞の体験場所
事業者名 | 内容 | 事業者HP |
京の絞り工房 川崎 | 絞括および染色 | http://sibori-kawasaki.sakura.ne.jp/ |
絞り染め体験工房 京都いづつ | 絞り染め | https://izutsu-kyoto.jp/ |
京都絞り工芸館 | 絞り染め | https://www.shibori.jp/shiboriworkshop |
絞り工房 にしむら | 絞り染め | https://kyo-shibori.sakura.ne.jp/taiken/index.html |
京鹿の子絞りの歴史や工芸体験の情報有難うございました
京鹿の子絞りの“帯揚げ”が売られていますので良かったらぜひ!
付け心地が良さそうですね!
はい、それでは#41 京鹿の子絞(きょうかのこしぼり)についてのお話はここまで!
次回は#42 京仏壇(きょうぶつだん)を見ていきましょう
(参考)
・47都道府県 伝統工芸百科(丸善出版)
・伝統工芸のきほん4 布 織りものそめもの(理論社)
スポンサーリンクはじまり
スポンサーリンクおわり