#89 ゼロから学ぶ " 奈良筆 ならふで（奈良県）" の歴史・特徴・魅力・体験場所

なら子ちゃん、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です

本日ご紹介の奈良筆は１９７７年（昭和５２年）１０月１４日に経済産業大臣より指定を受け、奈良毛筆協同組合が産地組合でしたね

奈良毛筆協同組合は、奈良市（ならし）にあります

東京から奈良市への行き方ですが、新幹線がおすすめです

トータル所要時間は約３時間００分で着くことができます

東京駅 → 京都駅（東海道・山陽新幹線 のぞみ：約２時間１５分）

京都駅 → 近鉄奈良駅（近鉄特急：約３５分）

また、奈良市には、東大寺（とうだいじ）という観光スポットがあります

その東大寺がある奈良市における、奈良筆の歴史について見ていきましょう

はじまりは、９世紀に遣唐使（けんとうし）として中国に渡った弘法大師空海（こうぼうだいしくうかい）が、自ら学んだ筆づくりの方法を、大和国（やまとのくに）の坂名井清川（さかないのきよかわ）に伝えたとされております

奈良は寺院や神社が多く、筆の消費地でもあるため製造が盛んに行われ、発展していきました

当時は穂の腰を紙で巻いていた巻筆で、江戸時代より毛先をおろして使う筆が広まっていきました

原料は、ヤギやタヌキ、ウマといった10数種類の動物の毛をより分け、灰を用いて油分を抜いて、毛の先をそろえながら、弾力や強弱、長短などの組み合わせを決めていきます

穂の根本の部分を焼きかため、麻糸を巻いてしばり、筆の軸に入れ、布海苔（ふのり）を染み込ませて仕上げます

あるよ！是非、体験してみてくださいね！！

奈良筆の“書道筆”が売られていますので良かったらぜひ！

はい、それでは#89 奈良筆（ならふで）についてのお話はここまで！

次回は#90 大洲和紙（おおずわし）を見ていきましょう