#67 ゼロから学ぶ " 駿河竹千筋細工 するがたけせんすじざいく(静岡県)" の歴史・特徴・魅力・体験場所
細い丸ひごの線の繊細さが美しく、あたたかさとやわらかさが特徴
前回は#66 加茂桐箪笥(新潟県)について詳しくみてきましたが、今回は 駿河竹千筋細工について、ひげ先生 と するがちゃん との会話より、具体的にチェックしてみましょう
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目次
するがちゃん、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です
ひげ先生、宜しくおねがいします!
駿河竹千筋細工が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合
本日ご紹介の駿河竹千筋細工は1976年(昭和51年)12月15日に経済産業大臣より指定を受け、静岡竹工芸協同組合が産地組合でしたね
静岡竹工芸協同組合ですね
駿河竹千筋細工の産地組合がある市町村と観光スポット
静岡竹工芸協同組合は、静岡市(しずおかし)にあります
静岡市(しずおかし)とは
静岡県の中部に位置し、静岡県の県庁所在地で政令指定都市でもある
東京からはどのようにして行きますか?
東京から静岡市への行き方ですが、新幹線がおすすめです
新幹線ですね
トータル所要時間は約1時間で着くことができます
東京駅 → 静岡駅(東海道・山陽新幹線 ひかり:約59分)
新幹線を使えば近いですね
また、静岡市には、久能山東照宮(くのうざんとうしょうぐう)という観光スポットがあります
久能山東照宮(くのうざんとうしょうぐう)とは
静岡県静岡市駿河区根古屋に所在する神社で、拝殿が国宝に指定されており、徳川家康公を祀った最初の神社
日光に先駆けて造られた神社ですね!
駿河竹千筋細工の歴史・特徴・魅力
その久能山東照宮がある静岡市における、駿河竹千筋細工の歴史について見ていきましょう
駿河竹千筋細工はどういった歴史があるのでしょうか?
竹千筋のはじまりは、江戸時代後期の19世紀中ごろといわれ、竹細工の技を持っていた岡崎藩士 菅原一我(すがわらいちが)が、宿泊先“はなや”の息子 清水猪兵衛に伝え広まったといわれております
運命的な出会いだったのですね!
その後、武士の内職として枕やカゴ、花器などが作られ東海道を往来する人々の土産物として親しまれてきました
武士の内職としても取り入れられたのかぁ
静岡周辺では良質のマダケやハチクが採取できたため、それらを使い、細く丸く削られた竹ひごを1本ずつ、千筋に組みあげ、竹の輪で留めて作られていきます
マダケとは
中国原産とも日本自生とも言われ、竹類の中で最も優れた弾力性や加工性を持つ品種
ハチクとは
中国原産の竹の一種で、マダケに比べて輪の下の白い粉が目立つ
竹の産地でもあるのですね
その竹を使って、ひごづくり・輪づくり・編み・組み立てといった4つの工程をほぼ1人の職人の手によって作られます
ほぼ一人!?すごいです!
職人1人一人が工夫や研究を重ねることによって、今日まで駿河竹千筋細工が続いていくことができております
その技術を体験できるところってありますか?
あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
駿河竹千筋細工の体験場所
事業者名 | 内容 | 事業者HP |
匠宿 | 駿河竹千筋細工体験 | https://takumishuku.jp/experience_cat/surugatakesensujizaiku/ |
駿河竹千筋細工の歴史や工芸体験の情報有難うございました
駿河竹千筋細工の“ペン立て”が売られていますので良かったらぜひ!
綺麗なデザインですね!欲しいわぁ
はい、それでは#67 駿河竹千筋細工(するがたけせんすじざいく)についてのお話はここまで!
次回は#68 名古屋仏壇(なごやぶつだん)を見ていきましょう
(参考)
・47都道府県 伝統工芸百科(丸善出版)
・調べる!47都道府県 伝統工芸で見る日本(同友館)
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