#76 ゼロから学ぶ " 砥部焼 とべやき(愛媛県)" の歴史・特徴・魅力・体験場所
白磁に藍色の絵付けの柄で清潔感があり、厚手の器が多いのが特徴
前回は#75 阿波和紙(徳島県)について詳しくみてきましたが、今回は砥部焼について、ひげ先生と とべお君 との会話より、具体的にチェックしてみましょう
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とべお君、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です
ひげ先生、宜しくおねがいします!
砥部焼が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合
本日ご紹介の砥部焼は1976年(昭和51年)12月15日に経済産業大臣より指定を受け、砥部焼協同組合が産地組合でしたね
砥部焼協同組合ですね
砥部焼の産地組合がある市町村と観光スポット
砥部焼協同組合は、伊予郡(いよぐん)にあります
伊予郡(いよぐん)とは
愛媛県の中央に位置する
東京からはどのようにして行きますか?
東京から伊予郡への行き方ですが、飛行機+バスがおすすめです
飛行機でおすすめかぁ
トータル所要時間は約3時間00分で着くことができます
羽田空港 → 松山空港(飛行機:約1時間30分)
松山空港 → 松山市(伊予鉄バス:約25分)
松山市 → 砥部町(伊予鉄バス砥部線:約40分)
3時間ちょっとで行けるのは良いですね
また、伊予郡には、惠依彌二名神社(えひめふたなじんじゃ)という観光スポットがあります
惠依彌二名神社(えひめふたなじんじゃ)とは
景行天皇の御代(71年〜130年)の創建と古く、伊予の古宮として伊予二名本宮と称していたという
歴史ある神社なのですね
砥部焼の歴史・特徴・魅力
その惠依彌二名神社がある伊予郡における、砥部焼の歴史について見ていきましょう
砥部焼の歴史とはどういったことだろうか?
江戸時代中期の18世紀後半頃、当時の大洲藩(おおずはん)は伊予砥(いよと)と呼ばれる砥石(といし)の産地として知られていましたが、その砥石屑の処理に苦労していました
砥石(といし)とは
刃物や岩石などを切削、研磨するための道具
砥石が有名だったのですね
そこで砥石の商人であった大坂の和泉屋治兵衛がが磁器をつくる進言を行い、試行錯誤の末、白磁づくりに成功しました
焼き物を始めるのは難しいことが良く分かりました
明治時代には、釉薬(ゆうやく)の開発、陶石(とうせき)の発見、絵付けの改良などにより技術が向上していきました
技術が高度化していったのですね
明治時代以降には、海外への輸出が増え7割を超えるまで盛んになっていきましたが、日本経済の停滞により生産が衰えてしまいました
環境変化への対応は難しい・・・
砥部焼は、焼くと藍色に変わる呉須絵(ごすえ)という絵模様も特徴的です
呉須絵(ごすえ)とは
古くから染付などの磁器に使われているあお色の顔料で描かれた絵付け
その技術を体験できるところってありますか?
あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
砥部焼の体験場所
事業者名 | 内容 | 事業者HP |
砥部焼陶芸館 | 絵付・手びねり・ロクロ | https://www.togeikan.com/trial_class.html |
砥部焼観光センター炎の里 | 絵付 | https://www.tobeyaki.co.jp/taiken/ |
陶芸創作館 | 絵付・手びねり・ロクロ | https://www.town.tobe.ehime.jp/site/sousakukan/ |
砥部焼の歴史や工芸体験の情報有難うございました
砥部焼の“うどん蜂”が売られていますので良かったらぜひ!
うどんを食すのに良い器ですね!
はい、それでは#76 砥部焼(とべやき)についてのお話はここまで!
次回は#77 土佐和紙(とさわし)を見ていきましょう
(参考)
・47都道府県 伝統工芸百科(丸善出版)
・調べる!47都道府県 伝統工芸で見る日本(同友館)
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