#61 ゼロから学ぶ " 読谷山花織 ゆうたんざはなうい(沖縄県) " の歴史・特徴・魅力・体験場所
先染めされた絹または綿糸を使って、花のような幾何学模様を織り込んでいるのが特徴
前回は#60 久留米絣(くるめがすり)について詳しくみてきましたが、今回について、ひげ先生 と よみちゃん との会話より、具体的にチェックしてみましょう
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目次
よみちゃん、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です
ひげ先生、宜しくおねがいします!
読谷山花織が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合
本日ご紹介の読谷山花織は1976年(昭和51年)6月2日に経済産業大臣より指定を受け、読谷山花織事業協同組合が産地組合でしたね
読谷山花織事業協同組合ですね
読谷山花織の産地組合がある市町村と観光スポット
読谷山花織事業協同組合は、沖縄県中頭郡(なかがみぐん)にあります
沖縄県中頭郡(なかがみぐん)とは
沖縄県の沖縄本島中部に位置
東京からはどのようにして行きますか?
東京から沖縄県中頭郡への行き方ですが、飛行機+バスがおすすめです
もちろん飛行機がおすすめですよね
トータル所要時間は約4時間30分で着くことができます
羽田空港 → 那覇空港(飛行機:約2時間45分)
那覇空港 → 国際通り入口(那覇空港線バス:約10分)
県庁北口 → 座喜味(バス浦添・おもろまち向け:約1時間19分)
那覇空港からが少し距離があるのかぁ
また、沖縄県中頭郡には、座喜味城跡(ざきみじょうあと)という観光スポットがあります
座喜味城跡(ざきみじょうあと)とは
名将護佐丸(ごさまる)によって築かれた城で1420年頃に完成、城壁や城門の石積みの精巧さや美しさは沖縄の城の中で随一といわれている
石積みの技術力が凄かったことがわかりますね
読谷山花織の歴史・特徴・魅力
その座喜味城跡がある沖縄県中頭郡における、読谷山花織の歴史について見ていきましょう
沖縄における織物の歴史とは・・・
はじまりは14世紀後半に、当時の琉球王国は東南アジアなどの南方との交易があり、特に中国の織物の技術に影響を受けて織り始めたものとされています
琉球王国時代ですね
琉球王国は王族の御用布として庶民への着用を制限したり、沖縄の他の産地でも独自の花織を作るよう普及されました
元々は王族の織物だったのですね
明治時代には、廃藩置県により身分制度が廃止となり、花織を身に着ける人たちが減り、厳しい市場環境となりました
環境の変化は避けられないですよねぇ
昭和時代には、与那嶺貞(よなみねさだ)により、見本として渡された布を手がかりに、1964年に復元することができました
沖縄の功労者ですね!
柄を出す織物の技法として、手花織(てぃばなおり)と綜絖花織(そうこうはなおり)の2つに分かれます
織り方が2つに分かれるのですね
手花織(てぃばなおり)は手で色糸を縫いとるように紋様を構成して織り、綜絖花織(そうこうはなおり)は綜絖を使って緯糸(よこいと)を浮かせておる紋様で花文様と他の柄を構成する織り方です
その技術を体験できるところってありますか?
あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
読谷山花織の体験場所
事業者名 | 内容 | 事業者HP |
読谷山伝統工芸センター | 手織り | https://www.okinawastory.jp/spot/20150300 |
読谷山花織の歴史や工芸体験の情報有難うございました
読谷山花織の“帯”が売られていますので良かったらぜひ!
綺麗な柄ですねぇ
はい、それでは#61 読谷山花織(ゆうたんざはなうい)についてのお話はここまで!
次回は#62 読谷山ミンサー(ゆうたんざみんさー)を見ていきましょう
(参考)
・47都道府県 伝統工芸百科(丸善出版)
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