#62 ゼロから学ぶ ” 読谷山ミンサー ゆうたんざみんさー(沖縄県)” の歴史・特徴・魅力・体験場所
花織の技法に加えて、竹串を使って経糸(たていと)を浮かせたような紋織が特徴
前回は#61 読谷山花織(沖縄県)について詳しくみてきましたが、今回は読谷山ミンサーについて、ひげ先生 と よみ君 との会話より、具体的にチェックしてみましょう
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目次
よみ君、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です
ひげ先生、宜しくおねがいします!
読谷山ミンサーが伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合
本日ご紹介の読谷山ミンサーは1976年(昭和51年)6月2日に経済産業大臣より指定を受け、読谷山花織事業協同組合が産地組合でしたね
前回の読谷山花織(よみたんざんはなおり)と同じ組合ですね!
読谷山ミンサーの産地組合がある市町村と観光スポット
読谷山花織事業協同組合は、沖縄県中頭郡(なかがみぐん)にあります
沖縄県中頭郡(なかがみぐん)とは
沖縄県の沖縄本島中部に位置
東京からはどのようにして行きますか?
東京から沖縄県中頭郡への行き方ですが、飛行機+バスがおすすめです
もちろん飛行機がおすすめですよね
トータル所要時間は約4時間30分で着くことができます
羽田空港 → 那覇空港(飛行機:約2時間45分)
那覇空港 → 国際通り入口(那覇空港線バス:約10分)
県庁北口 → 座喜味(バス浦添・おもろまち向け:約1時間19分)
那覇空港から少し距離がありますね
また、沖縄県中頭郡には、中城城跡(なかぐすくじょうあと)という観光スポットがあります
中城城跡(なかぐすくじょうあと)とは
沖縄県中頭郡北中城村・中城村に存在し、2000年12月に世界遺産に登録される。また日本100名城にも指定されている
世界遺産に登録されているのですね!
読谷山ミンサーの歴史・特徴・魅力
その中城城跡がある沖縄県中頭郡における、読谷山ミンサーの歴史について見ていきましょう
ミンサーってどういう語源でしょうか?
ミンサーは、中国語の綿(ミン)と狭(サー)を表し、木綿(もめん)でできた狭い帯を指す
中国語からきているのですね
はじまりは16世紀の琉球王朝時代に、儀間真常(ぎましんじょう)が1611年に薩摩から木綿(もめん)を持ち帰ったことがきっかけで、沖縄県で栽培され始められたことによります
木綿(もめん)とは
ワタの種子から取れる繊維
木綿が栽培されたのですね
木綿の収穫量が少ないため貴重なものとされ、女性が家族や恋人に送る細帯(ほそおび)などに使われていたとされています
貴重なものだったのかぁ
ただ明治時代には、産業が衰退し、一時途絶えてしまいます
一度途絶えてしまったのかぁ
染織家の与那峯貞(よなみねさだ)らにより、1964年頃より約10年かけ蘇りました
一度途絶えると約10年も再現に時間がかかるのですね
幾何学模様を用いた花柄は、銭花(ジンバナ)、風車(カジマヤー)、扇花(オージバナ)の3つの花柄を組み合わせ、30種類以上にも及びます
花柄の種類が豊富なのですね
読谷山ミンサーは花織(はなおり)とも呼ばれ、華やかな色合いとデザインの技法が魅力的です
その技術を体験できるところってありますか?
あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
読谷山ミンサーの体験場所
事業者名 | 内容 | 事業者HP |
読谷山伝統工芸センター | 手織り | https://www.okinawastory.jp/spot/20150300 |
読谷山ミンサーの歴史や工芸体験の情報有難うございました
読谷山ミンサーの“半巾帯”が売られていますので良かったらぜひ!
綺麗な柄ですね!
はい、それでは#62 読谷山ミンサー(よみたんざんみんさー)についてのお話はここまで!
次回は#63 壷屋焼(つぼややき)を見ていきましょう
(参考)
・47都道府県 伝統工芸百科(丸善出版)
・調べる!47都道府県 伝統工芸で見る日本(同友館)
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