#85 ゼロから学ぶ ” 本場黄八丈 ほんばきはちじょう(東京都)” の歴史・特徴・魅力・体験場所
長い年月を経ても変色せず、丈夫で、洗うほどあざやかな色になるのが特徴
前回は#84 桐生織(群馬県)について詳しくみてきましたが、今回は本場黄八丈について、ひげ先生と ほんきちゃん との会話より、具体的にチェックしてみましょう
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目次
ほんきちゃん、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です
ひげ先生、宜しくおねがいします!
本場黄八丈が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合
本日ご紹介の本場黄八丈は1977年(昭和52年)10月14日に経済産業大臣より指定を受け、黄八丈織物協同組合が産地組合でしたね
黄八丈織物協同組合ですね
本場黄八丈の産地組合がある市町村と観光スポット
黄八丈織物協同組合は、八丈島(はちじょうじま)にあります
八丈島(はちじょうじま)とは
伊豆諸島の火山島で、伊豆七島の最南にあたり,東京都八丈町をなす
東京都内からはどのようにして行きますか?
東京から八丈島への行き方ですが、飛行機がおすすめです
飛行機がおすすめなのですね
トータル所要時間は約1時間00分で着くことができます
羽田空港 → 八丈島空港(飛行機:約55分)
1時間ちょっとで行けるのは良いですね
また、八丈島には、優婆夷宝明神社(うばいほうめいじんじゃ)という観光スポットがあります
優婆夷宝明神社(うばいほうめいじんじゃ)とは
創建年代は不詳で、優婆夷神・宝明神の二柱の祭神を奉斎している
歴史のある神社ですね
本場黄八丈の歴史・特徴・魅力
その優婆夷宝明神社がある八丈島における、本場黄八丈の歴史について見ていきましょう
本場黄八丈の歴史とは・・・
はじまりは室町時代で、八丈島の絹織物は献上品で大奥(おおおく)専用とされておりました
大奥(おおおく)とは
江戸城に存在した将軍家の子女や正室、奥女中たちの居所
将軍以外は男子禁制の場所ですよね
江戸時代後期の文化文政年間には、広く庶民たちにも着られるようになり、粋な色合いが人気となり全国に広まっていきました
江戸時代に今日の模様になったのですね
島に自生する植物の煮汁で、黄色・樺色・黒色の染料が作られました
植物で染めていたのですね
それぞれの染料としては、コブナグサ(八丈刈安)の草で黄色をつくり、マダミの木の皮で樺色をつくり、椎(しい)の木の皮で黒色がつくられます
コブナグサ(八丈刈安)とは
単子葉植物イネ科コブナグサ属の植物
マダミとは
クスノキ科タブノキ属の常緑高木
椎(しい)の木とは
ブナ科シイノキ属の植物の総称
草や気を使って染め上げるのかぁ
泥や灰を使って糸を染め、染めた糸を直射日光で乾燥させ、縞模様や格子模様を手織りでつくられます
手で織られていたのですね!?
長い年月を経ても変色せず、丈夫で、洗うほどあざやかな色になるのが特徴です
その技術を体験できるところってありますか?
あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
本場黄八丈の体験場所
事業者名 | 内容 | 事業者HP |
八丈民芸やました本店 | 手織り | http://www.ki8jo.com/hachiminhp_011.htm |
本場黄八丈の歴史や工芸体験の情報有難うございました
本場黄八丈の“反物”が売られていますので良かったらぜひ!
落ち着く色合いだわ
はい、それでは#85 本場黄八丈(ほんばきはちじょう)を見ていについてのお話はここまで!
次回は#86 京扇子(きょうせんす)を見ていきましょう
(参考)
・47都道府県 伝統工芸百科(丸善出版)
・調べる!47都道府県 伝統工芸で見る日本(同友館)
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