#84 ゼロから学ぶ ” 桐生織 きりゅうおり(群馬県)” の歴史・特徴・魅力・体験場所
伝統技法と高度な技術とを融合し、サラリとした風合いと豊かな紋織を表現できるのが特徴
前回は#83 金沢箔(かなざわはく)について詳しくみてきましたが、今回は桐生織について、ひげ先生と きりゅう君 との会話より、具体的にチェックしてみましょう
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きりゅう君、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です
ひげ先生、宜しくおねがいします!
桐生織が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合
本日ご紹介の桐生織は1977年(昭和52年)10月14日に経済産業大臣より指定を受け、桐生織物協同組合が産地組合でしたね
桐生織物協同組合ですね
桐生織の産地組合がある市町村と観光スポット
桐生織物協同組合は、桐生市(きりゅうし)にあります
桐生市(きりゅうし)とは
群馬県の東南部に位置し、栃木県との県境にある
東京からはどのようにして行きますか?
東京から桐生市への行き方ですが、新幹線がおすすめです
新幹線がおすすめなのですね
トータル所要時間は約2時間00分で着くことができます
東京駅 → 高崎駅(北陸新幹線 あさま:約56分)
高崎駅 → 桐生駅(JR両毛線:約46分)
2時間で行けるのは便利ですねぇ
また、桐生市には、宝徳寺(ほうとくじ)という観光スポットがあります
宝徳寺(ほうとくじ)とは
室町時代の宝徳年間(1450年頃)に創建された禅寺
ここからの景色は圧巻ですね
桐生織の歴史・特徴・魅力
その宝徳寺がある桐生市における、桐生織の歴史について見ていきましょう
桐生織の歴史とは・・・
はじまりは8世紀の奈良時代より桐生市を中心として織られています
かなり早くから作られていたのですね!
鎌倉時代末の新田義貞(にったよしさだ)の旗揚げや、関ヶ原の戦いで東軍を率いて勝利した徳川家康(とくがわいえやす)が桐生織の白絹(しらぎぬ)の旗を用いたことで全国的なものになりました
白絹(しらぎぬ)とは
染めてない白地の絹
旗の生地として使われていたのかぁ
江戸時代には、京都で飢饉と大火事が起こった際に、西陣の織工(おりこう)たちを桐生に招きいれ、織物技術を習得していきました
西陣から技術を得たのですね
明治時代には、ジャガード機の導入により複雑な紋様を表現できるようになり、輸出用に広幅織物もつくられるようになりました
ジャガード機って何でしょうか?
ジャガード機は、織物の模様に応じて穴をあけた紋紙を用いて織るもので、複雑な模様も容易に織ることができます
その技術を体験できるところってありますか?
あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
桐生織の体験場所
事業者名 | 内容 | 事業者HP |
INOJIN | 手織り | https://www.inojin.com/ |
桐生織塾 | 手織り | http://orijyuku.com/ |
桐生織物記念館 | 機織り | https://kiryuorimonokinenkan.com/exhibition/ |
桐生織の歴史や工芸体験の情報有難うございました
桐生織の“ネクタイ”が売られていますので良かったらぜひ!
素敵なバッグですね!
はい、それでは#84桐生織(きりゅうおり)についてのお話はここまで!
次回は#85 本場黄八丈(ほんばきはちじょう)を見ていきましょう
(参考)
・47都道府県 伝統工芸百科(丸善出版)
・調べる!47都道府県 伝統工芸で見る日本(同友館)
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