#86 ゼロから学ぶ ” 京扇子 きょうせんす(京都府)” の歴史・特徴・魅力・体験場所

京扇子(きょうせんす)

種類が多いため、使い手の手にしっくりとなじみ、穏やかで涼やかな風をおこせるのが特徴

前回は#85 本場黄八丈(東京都)について詳しくみてきましたが、今回は京扇子について、ひげ先生と きょうせ君 との会話より、具体的にチェックしてみましょう


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ひげ先生

きょうせ君、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です

きょうせ君

ひげ先生、宜しくおねがいします!


京扇子が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合


ひげ先生

本日ご紹介の京扇子は1977年(昭和52年)10月14日に経済産業大臣より指定を受け、京都扇子団扇商工協同組合組合が産地組合でしたね

きょうせ君

京都扇子団扇商工協同組合組合ですね


京扇子の産地組合がある市町村と観光スポット


ひげ先生

京都扇子団扇商工協同組合は、京都市左京区(きょうとしさきょうく)にあります


京都市左京区(きょうとしさきょうく)とは

京都市北東部に位置し、京都における北陸への玄関である


きょうせ君

東京からはどのようにして行きますか?

ひげ先生

東京から京都市への行き方ですが、新幹線がおすすめです

きょうせ君

新幹線がおすすめなのですね

ひげ先生

トータル所要時間は約2時間30分で着くことができます

東京駅 → 京都駅(東海道・山陽新幹線 のぞみ:約2時間15分)

京都駅 → 松ヶ崎駅(京都市営烏丸線:約17分)

きょうせ君

2時間ちょっとで行けるのは便利!

ひげ先生

また、京都市左京区には、貴船神社(きふねじんじゃ)という観光スポットがあります


貴船神社(きふねじんじゃ)とは

万物の命の源である水の神を祀る、全国二千社を数える水神の総本宮

貴船神社(きふねじんじゃ)


きょうせ君

神秘的な神社ですね


京扇子の歴史・特徴・魅力


ひげ先生

その貴船神社がある京都市左京区における、京扇子の歴史について見ていきましょう

きょうせ君

京扇子の歴史ってどういったものでしょうか?

ひげ先生

はじまりは、平安時代である9世紀で、薄いヒノキの木片を重ねてつなぎ合わせる檜扇(ひおうぎ)で、その次に竹と紙でつくられる紙扇(かみせん)がつくられるようになりました

きょうせ君

当時はヒノキの木片で作られていたのですね

ひげ先生

室町時代には、能や茶の文化が広がり、用途に応じた様々な扇が生まれ、江戸時代には、広く庶民の日常生活に普及し必需品となりました

きょうせ君

時代に応じて色々な扇がつくられたのですね

ひげ先生

扇子は、ヒノキやスギの薄い板を重ねて糸でつなぎ合わせる板扇(いたおうぎ)と竹などでできた扇骨に紙や絹を貼り合わせる貼扇(はりおうぎ)の構造に分かれます

きょうせ君

扇子の構造は大きく2つに分かれるのか

ひげ先生

製造工程としては、扇骨加工(せんこつかこう)→地紙加工(じがみかこう)→加飾加工(かしょくかこう)→折加工(おりかこう)を各専門の職人が分業し、一つの扇子がつくられます

きょうせ君

その技術を体験できるところってありますか?

ひげ先生

あるよ!是非、体験してみてくださいね!!


京扇子の体験場所

事業者名内容事業者HP
舞扇堂絵付けhttps://www.maisendo.co.jp/co.html
あかね屋絵付けhttps://akaneya-kyoto.jp/taiken/sensu/
白竹堂絵付け
投扇興
https://www.hakuchikudo.co.jp/experience/
大西常商店絵付けhttps://www.ohnishitune.com/culture/painting/
京扇子の体験


きょうせ君

京扇子の歴史や工芸体験の情報有難うございました

ひげ先生

京扇子“渋扇”が売られていますので良かったらぜひ!


きょうせ君

素敵な扇子ですね!



ひげ先生

はい、それでは#86 京扇子(きょうせんす)についてのお話はここまで!

次回は#87 京うちわ(きょううちわ)を見ていきましょう


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(参考)

・47都道府県 伝統工芸百科(丸善出版)

・調べる!47都道府県 伝統工芸で見る日本(同友館)


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