#21 ゼロから学ぶ " 一位一刀彫 いちいいっとうぼり（岐阜県）" の歴史・特徴・魅力・体験場所

いっちゃん、こんにちは。ひげ先生こと当ブログの管理人です

一位一刀彫は１９７５年（昭和５０年）５月１０日に経済産業大臣より指定を受け、飛騨一位一刀彫協同組合が産地組合だったね

東京から高山市への行き方は個人的には高速バスがおすすめです

バスタ新宿（東京）〜 飛騨高山間の高速バス（京王バス・濃飛バス）に乗れば、乗り換えなしで約5時間30分で到着します

あとは新幹線を利用したルートが２つあります

①東京駅〜富山駅（北陸新幹線）→ 富山駅〜高山駅（特急ひだ）約4時間

②東京駅〜名古屋駅（東海道新幹線）→名古屋駅〜高山駅（特急ひだ）約4時間30分

そうなのです！バスは新幹線に比べて、半額以下で行けるので金銭的にもおすすめです

また高山市には新穂高ロープウェイ（しんほだかろーぷうぇい）という見どころもあります

その新穂高ロープウェイのある高山市における一位一刀彫の歴史について見てみましょう

江戸時代に松田亮長（まつだすけなが）が一位（イチイ）の木肌を活かしながら、根付（ねつけ）をしたのがはじまりとされている

根付はとても小さなもので繊細な彫刻が施されています

カエルやヘビなどを題材にした精緻な根付を制作されました

そうですね！イチイの木は樹皮に近い部分は“白太（しろた）”、芯に近いのは“赤太（あかた）”と木の色合いや木目に違いがあります

木目模様と合わせてデザインへと作り上げるのです

仕上げは、ノミの彫り痕を残すのが特徴で、ツヤ出しのためロウが塗られます

今では置物や仏像、茶道具、面、アクセサリーなどが作られています

ただ樹齢４００年ぐらいの一位（イチイ）が、枯渇の危機にあります

皆さんで伝統を守っていきましょう

一位一刀彫の“高砂人形”が売られていますので良かったらぜひ！