#83 ゼロから学ぶ "金沢箔 かなざわはく(石川県)" の歴史・特徴・魅力・体験場所

金沢箔(かなざわはく)

金をわずか1万分の1mmに打ち延ばした品質性の高さが特徴

前回は#82 八女福島仏壇(福岡県)について詳しくみてきましたが、今回は金沢箔について、ひげ先生と かな子ちゃん との会話より、具体的にチェックしてみましょう


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ひげ先生

かな子ちゃん、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です

かな子ちゃん

ひげ先生、宜しくおねがいします!


金沢箔が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合


ひげ先生

本日ご紹介の金沢箔は1977年(昭和52年)6月8日に経済産業大臣より指定を受け、石川県箔商工業協同組合が産地組合でしたね

かな子ちゃん

石川県箔商工業協同組合ですね


金沢箔の産地組合がある市町村と観光スポット


ひげ先生

石川県箔商工業協同組合は、金沢市(かなざわし)にあります


金沢市(かなざわし)とは

石川県のほぼ真ん中に位置し、石川県の県庁所在地である


かな子ちゃん

東京からはどのようにして行きますか?

ひげ先生

東京から金沢市への行き方ですが、新幹線がおすすめです

かな子ちゃん

新幹線がおすすめなのですね

ひげ先生

トータル所要時間は約2時間30分で着くことができます

東京駅 → 金沢駅(北陸新幹線 かがやき:約2時間32分)

かな子ちゃん

新幹線1本で行けるのは良いですね

ひげ先生

また、金沢市には、尾山神社(おやまじんじゃ)という観光スポットがあります


尾山神社(おやまじんじゃ)とは

加賀藩祖前田利家を祀る神社として明治6年(1873)に創建された

尾山神社(おやまじんじゃ)


かな子ちゃん

最上階にはめこまれている彫刻をほどこしたガラスが特徴的ですね


金沢箔の歴史・特徴・魅力


ひげ先生

その尾山神社がある金沢市における、金沢箔の歴史について見ていきましょう

かな子ちゃん

金沢箔の歴史とは・・・

ひげ先生

戦国時代末期に加賀藩祖 前田利家(まえだとしいえ)が豊臣秀吉の朝鮮の役の陣中より、国元(くにもと)へ金・銀箔の製造を命じる書を寄せていることにはじまります

かな子ちゃん

戦国時代からはじまったのですね

ひげ先生

江戸時代には、全国で製造されていた金箔を幕府が江戸・京都以外の製造を禁じていましたが、後期には幕府の許可を得て製造を行いました

かな子ちゃん

幕府の許可を得て製造していたのですね

ひげ先生

明治維新後には、箔の統制がなくなり、江戸箔に代わって国内生産の99%以上を占めるようになりました

かな子ちゃん

99%以上もすごいですね!?

ひげ先生

製造方法としては、和紙の箔打紙(はくうちし)に挟んで打ち延ばし、薄さと均一性を保ちながら作られるため、高度な技術力が必要となります

かな子ちゃん

生産するのに高度な技術力が必要なのですね

ひげ先生

金箔は静電気が起こりやすいため、製箔に適した気候と水質等にめぐまれたことも広まった理由の一つとされております

かな子ちゃん

その技術を体験できるところってありますか?

ひげ先生

あるよ!是非、体験してみてくださいね!!


金沢箔の体験場所

事業者名内容事業者HP
箔一箔貼りhttps://kanazawa.hakuichi.co.jp/experience/
金銀箔工芸さくだ箔貼りhttps://goldleaf-sakuda.jp/trial/
かなざわカタニ箔貼りhttps://www.k-katani.com/experience
石川県観光物産館箔貼りhttps://kanazawa-kankou.jp/experience/gold/
金沢箔の体験


かな子ちゃん

金沢箔の歴史や工芸体験の情報有難うございました

ひげ先生

金沢箔“食用金箔”が売られていますので良かったらぜひ!


かな子ちゃん

食べれる金箔なるものがあるのですね!



ひげ先生

はい、それでは#83 金沢箔(かなざわはく)についてのお話はここまで!

次回は#84 桐生織(きりゅうおり)を見ていきましょう


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(参考)

・47都道府県 伝統工芸百科(丸善出版)


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