#87 ゼロから学ぶ " 京うちわ きょううちわ(京都府)" の歴史・特徴・魅力・体験場所
細い竹ひごをならべて両面に紙を貼り柄を差し込んでいる構造が特徴
前回は#86 京扇子(京都府)について詳しくみてきましたが、今回は京うちわについて、ひげ先生と きょう子ちゃん との会話より、具体的にチェックしてみましょう
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きょう子ちゃん、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です
ひげ先生、宜しくおねがいします!
京うちわが伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合
本日ご紹介の京うちわは1977年(昭和52年)10月14日に経済産業大臣より指定を受け、京都扇子団扇商工協同組合が産地組合でしたね
京都扇子団扇商工協同組合ですね
京うちわの産地組合がある市町村と観光スポット
京都扇子団扇商工協同組合は、京都市左京区(きょうとしさきょうく)にあります
京都市左京区(きょうとしさきょうく)とは
京都市北東部に位置し、京都における北陸への玄関である
東京からはどのようにして行きますか?
東京から京都市への行き方ですが、新幹線がおすすめです
京都には新幹線が便利ですね
トータル所要時間は約2時間30分で着くことができます
東京駅 → 京都駅(東海道・山陽新幹線 のぞみ:約2時間15分)
京都駅 → 松ヶ崎駅(京都市営烏丸線:約17分)
京都駅からも近いのですね
また、京都市左京区には、南禅寺(なんぜんじ)という観光スポットがあります
南禅寺(なんぜんじ)とは
1291年に亀山法皇が無関普門禅師を開山に迎えて開創した、臨済宗南禅寺派の総本山
日本の美しい文化を感じれるお寺ですね
京うちわの歴史・特徴・魅力
その南禅寺がある京都市左京区における、京うちわの歴史について見ていきましょう
京うちわの歴史とは・・・
はじまりは、南北朝時代 (1336-1392) に倭寇(わこう)という日本人の海賊によって、朝鮮団扇(ちょうせんうちわ)が紀州から大和を経て、京都伏見の深草(ふかくさ)に伝わったとされております
かなり歴史があるのですね
江戸時代以降に、柄が中骨(なかぼね)とが一体ではなく後から取り付けられる挿し柄(さしえ)という構造が、京うちわ独特のものとして定着されました
挿し柄が京団扇の特徴かぁ
土佐派(とさは)、狩野派(かのうは)の絵師が宮廷のための絵を描く御所うちわ(都うちわ)として作られ、その後に庶民の使ううちわとして広まっていきました
だんだん庶民に広まっていたのですね
竹骨は通常で50本あり、多いものでは100本の竹骨で作られていることから百立(ひゃくだて)と呼ばれるものもあり、飾り用うちわとされています
100本も竹骨があるのは凄い!
柄(え)の部分には、竹以外にも杉が使われているものや漆が塗られたものもあります
その技術を体験できるところってありますか?
あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
京うちわの体験場所
事業者名 | 内容 | 事業者HP |
京都伝統産業ミュージアム | 透かしうちわ制作 | https://kmtc.jp/workshop-3/ |
京扇子 とくの | 手描き | https://kyototokuno.com/handwriting/ |
京うちわの歴史や工芸体験の情報有難うございました
京うちわの“透かしうちわ”が売られていますので良かったらぜひ!
趣があるうちわで良いですね!
はい、それでは#87 京うちわ(きょううちわ)についてのお話はここまで!
次回は#88 大阪唐木指物(おおさかからきさしもの)を見ていきましょう
(参考)
・京都扇子団扇商工協同組合HP
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