#63 ゼロから学ぶ " 壷屋焼 つぼややき(沖縄県)" の歴史・特徴・魅力・体験場所

南国的な色彩であり、力強く、温かみがあるのが特徴
前回は#62 読谷山ミンサー(沖縄県)について詳しくみてきましたが、今回は壺屋焼について、ひげ先生 と つぼちゃん との会話より、具体的にチェックしてみましょう
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つぼちゃん、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です

ひげ先生、宜しくおねがいします!
壺屋焼が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合

本日ご紹介の壺屋焼は1976年(昭和51年)6月2日経済産業大臣より指定を受け、壺屋陶器事業協同組合が産地組合でしたね

壺屋陶器事業協同組合ですね
壺屋焼の産地組合がある市町村と観光スポット

壺屋陶器事業協同組合は、那覇市(なはし)にあります
那覇市(なはし)とは
沖縄本島南部に位置し、沖縄県の県庁所在地でもあり最大都市

東京からはどのようにして行きますか?

東京から那覇市への行き方ですが、飛行機がおすすめです

やはり飛行機ですね!

トータル所要時間は約2時間45分で着くことができます
羽田空港 → 那覇空港(飛行機:約2時間45分)

飛行機で直接いけるのは良いですね

また、那覇市には、玉陵(たまうどぅん)という観光スポットがあります
玉陵(たまうどぅん)とは
琉球王国時代に、尚真王(しんしょうおう)の時代に建てられた陵墓で、世界遺産と国宝の両方に指定されている


神秘的ですね!
壺屋焼の歴史・特徴・魅力

その玉陵がある那覇市における、壷屋焼の歴史について見ていきましょう

壷屋焼の歴史ってどうなってるんだろう?

焼き物のはじまりとしては、琉球王国時代の14世紀頃から、中国や南方より焼き物が伝わり、南蛮焼(なんばんやき)という技術が持ち込まれました

中国や南方より持ち込まれたものなのですね

17世紀後半の琉球王府によって、各地に分散していた窯元を那覇市に統合して築かれたのが、壺屋焼(つぼややき)のはじまりとされております

窯を集約させたのですかぁ

沖縄県では、焼き物のことをやむちんと呼んでおり、器(うつわ)やシーサーという置物などが作られております
シーサーとは
災いから人々を守る魔除けで、家の門や屋根に置かれる


どういった特徴がありますか?

釉薬(ゆうやく)を使って1,200℃の高音で焼き上げる上焼(じょうやち)と、釉薬を使わず1,000℃で焼き上げる荒焼(あらやち)があります
上焼(じょうやち)とは
赤土の上に白土で化粧がけをしたり、釉薬をかけた焼物

荒焼(あらやち)とは
釉薬を掛けず、土そのままで焼くもの


沖縄らしさがでているのは上焼の方ね

沖縄県では焼き物の原料となる陶土(とうど)の質が高く、種類も豊富なのが今日まで続いたことの一つとされております

その技術を体験できるところってありますか?

あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
壺屋焼の体験場所
事業者名 | 内容 | 事業者HP |
伝統工芸館販売場 | シーサー作り | https://kogeikan.jp/?page_id=188 |
壺屋焼窯元育陶園 本店 | シーサー作り 器づくり 絵付け | https://www.ikutouen.com/yachimun-dojo/ |

壺屋焼の歴史や工芸体験の情報有難うございました

壺屋焼の“ぐい呑”が売られていますので良かったらぜひ!

綺麗な絵柄の器ですね

はい、それでは#63 壷屋焼(沖縄県)についてのお話はここまで!
次回は#64 川連漆器(かわつらしっき)を見ていきましょう
(参考)
・47都道府県 伝統工芸百科(丸善出版)
・調べる!47都道府県 伝統工芸で見る日本(同友館)
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