#65 ゼロから学ぶ " 本塩沢 ほんしおざわ（新潟県）" の歴史・特徴・魅力・体験場所

ほしちゃん、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です

本日ご紹介の本塩沢は１９７６年（昭和５１年）１２月１５日に経済産業大臣より指定を受け、塩沢織物工業協同組合が産地組合でしたね

塩沢織物工業協同組合は、南魚沼市（みなみうおぬまし）にあります

東京から南魚沼市への行き方ですが、新幹線＋電車がおすすめです

トータル所要時間は約２時間００分で着くことができます

上野駅 → 浦佐駅（上越新幹線 とき：約1時間21分）

浦佐駅 → 六日町駅（ JR：約10分）

また、南魚沼市には、雲洞庵（うんとうあん）という観光スポットがあります

その雲洞庵がある南魚沼市における、本塩沢の歴史について見ていきましょう

はじまりは、江戸時代中期と言われており、堀次郎将俊（ほりじろうまさとし）によって考案された強撚糸を用いたシボのある織物を絹に生かした絹縮（きぬちぢみ）が起源とされております

越後地方で古くから織られてきた越後上布（えちごじょうふ）の絣（かすり）模様やシボの 技術を取り入れました

塩沢紬(しおざわつむぎ)が経糸（たていと）に生糸（きいと）、緯糸（よこいと）に真綿（まわた）の紬糸（つむぎいと）を使用しているのに対し、本塩沢は経糸・緯糸ともに生糸を使用している違いがあります

縮（ちぢみ）は“麻織物（あさおりもの） ” であり、 紬（つむぎ）は“絹織物（きぬおりもの） ”になります

その通りです！ 少しややこしいのでまとめますと、ルーツである越後上布は麻織物で、その技術を応用した本塩沢・塩沢紬は絹織物になります

その中でも本塩沢は緯糸（よこいと）に、強い撚り（より）をかけた強撚子（きょうねんし）を用いて、織り上げた後に湯もみをしてシボが作られます

シボにより、サラリとした肌ざわりが生み出され、また手括り（てくくり）や手摺込み（てすりこみ）などの技法により、上品さと優雅さを生み出します

あるよ！是非、体験してみてくださいね！！

本塩沢の“反物”が売られていますので良かったらぜひ！

はい、それでは#65 本塩沢（ほんしおざわ）についてのお話はここまで

次回は#66 加茂桐箪笥（かもきりたんす）を見ていきましょう