#50 ゼロから学ぶ ” 若狭めのう細工 わかさめのうざいく(福井県)” の歴史・特徴・魅力・体験場所
透明の石英を焼き入れることで美しい透き通った朱の色になるのが特徴
前回は#49 越前和紙(福井県)について詳しくみてきましたが、今回は若狭めのう細工について、ひげ先生とわかさ君との会話より、具体的にチェックしてみましょう
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目次
わかさ君、よろしくお願いします。ひげ先生こと当ブログの管理人です
ひげ先生、宜しくおねがいします!
若狭めのう細工が伝統的工芸品に指定された年月日と産地組合
本日ご紹介の若狭めのう細工は1976年(昭和51年)6月2日に経済産業大臣より指定を受け、小浜市商工観光課が産地組合でしたね
小浜市商工観光課ですね
若狭めのう細工の産地組合がある市町村と観光スポット
小浜市商工観光課は、小浜市(おばまし)にあります
小浜市(おばまし)とは
福井県の南西部、若狭地方のほぼ中央に位置し、若狭湾に面している
東京からはどのようにして行きますか?
東京から小浜市への行き方ですが、飛行機+JRがおすすめです
飛行機がおすすめなのですね
トータル所要時間は約3時間30分で着くことができます
羽田空港 → 小松空港(飛行機:約1時間)
小松空港 → 小松駅(小松空港線バス:約15分)
小松駅 → 敦賀駅(特急サンダーバード:約1時間)
敦賀駅 → 小浜(JR:約1時間)
小松空港まで行けるのは便利!
また、小浜市には、若狭彦神社(わかさひこじんじゃ)という観光スポットがあります
若狭彦神社(わかさひこじんじゃ))とは
上社の若狭彦神社と下社の若狭姫神社を合わせて、若狭一の宮とも称されている若狭最古の神社で、パワースポットとしても有名
浄化作用があるスポットですね
若狭めのう細工の歴史・特徴・魅力
その小浜市があるにおける、若狭めのう細工歴史について見ていきましょう
めのう細工の歴史って気になります!
奈良時代の8世紀に、美しく価値のある石といわれる玉(ぎょく)づくりが鰐族(わにぞく)により行われたのがはじまりです
はじまりは奈良時代ですかぁ
江戸時代中期の18世紀前半に、めのうの原石を焼いて美しく赤い色を出す技法が確立されました
めのうとは
細かな石英の結晶が集まってできた天然石
とても綺麗な石ですね
19世紀には、めのうの彫刻技法が編み出され、ニワトリなどの小動物の置物や仏像などが作られるようになりました
めのうに彫刻するのは大変ではないでしょうか?
そうなのです! めのうはとても硬くて加工が難しいですが、彫刻した後に金剛砂(こんごうしゃ)を使ってしっかり磨くことで、透き通ったようなツヤがあらわれます
とても硬い石なのですね
簡単なものでも3日間かかり、複雑なものになると1ヶ月以上も仕上げるまでにかかるようです
その技術を体験できるところってありますか?
あるよ!是非、体験してみてくださいね!!
若狭めのう細工の体験場所
事業者名 | 内容 | 事業者HP |
若狭工房 | めのう磨き 模様付け | http://wakasa-koubou.com/service |
若狭めのう細工の歴史や工芸体験の情報有難うございました
はい、それでは#50 若狭めのう細工(わかさめのうざいく)についてのお話はここまで!
次回は#51 甲州水晶貴石細工(こうしゅうすいしょうきせきざいく)を見ていきましょう
(参考)
・47都道府県 伝統工芸百科(丸善出版)
・調べる!47都道府県 伝統工芸で見る日本(同友館)
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ひげ先生
石英の結晶という事は水晶と似た性質のものなのですね。
水晶はアクセサリーやクオーツ時計にもよく使われていることから加工がしやすいのかな?
コメント有難うございます。
無色透明な石英を水晶とよび、
透明度の落ちるものを石英とよばれているようです。
透明になればなるほど傷が目立つので、
加工で言うと難易度は高いですね。
また加工のしやすさで言うと、蝋石(ろうせき)とよばれる柔らかい石もあります。